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(回答先: “真紀子節”全開!安倍首相との国会初対決はヒートアップ [サンケイスポーツ] 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 07 日 22:12:09)
□真紀子氏決定打欠く、安倍首相と同期対決 [日刊スポーツ]
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20061007-100373.html
真紀子氏決定打欠く、安倍首相と同期対決
田中真紀子元外相(62)が6日、衆院予算委員会で安倍晋三首相(52)と対決した。「小さな子供が大人の革靴をいたずらで履いたようなもの」「朝食が青汁1杯じゃ『筋肉質の内閣』はできない」と、得意のたとえで安倍氏を皮肉ったが決定打に欠け、北朝鮮問題では「専門家」安倍氏に冷笑される場面も。2人は93年初当選の同期。首相に上り詰めた安倍氏に、山あり谷ありの真紀子氏がかみつく。対照的な政治家人生の現実が浮かび上がった。
「私の優しい質問で安らいでください」。同期対決は、いたわるようでいて、いたわる気などない真紀子氏の先制攻撃で始まった。
絶妙なコピー名人の真紀子氏はこの日も安倍氏を皮肉る言葉を連発。「小さな子供が、玄関先にあった大人の革靴をいたずらで履いて、道路に出てみた。しかも右の方、右の方へ行くので危なっかしい」。「『美しい日本』というから、どんな内閣か楽しみにしていたが、こんな顔触れとは。まあ『美しい』には個人差があるので」と、内閣の布陣もぶった切った。「毎朝青汁1杯だそうですが、そんな食事では頼りない。『人生二毛作』『筋肉質の政府』なんてできない。おなかを壊しては大変。必要ならわが家のメニューをお届けします」。所信表明や健康不安説も逆手に取った。
しかし安倍氏も反撃。北朝鮮問題に真紀子氏が踏み込むと顔つきが変わった。
真紀子氏は、安倍氏が同行した02年9月の小泉初訪朝を「完全な金正日ペースで腰砕け」「なぜ『他の被害者も帰せ』とひざ詰め談判しなかった。小泉前首相と連帯責任だ」と、声を荒らげて批判した。これに対し、安倍氏は「私は初当選当時からこの問題に取り組んできたが、先生はその場にいなかった」「心配しているのは田中さんではなく被害者の家族。その人たちに私の活動を評価していただいている」と、拉致問題に積極的ではなかった真紀子氏を制した。
「外交はその時、その時の判断がある。あなたも外相をやったから分かるはず。金正日委員長のご子息が日本に入り、直ちに送り返したのは当時の外相の判断だ」と、金正男氏とみられる男性を強制送還した真紀子氏の対応を批判した。
真紀子氏は、歴史認識も持ち出したが「日中国交回復の肝は」などクイズ形式で、安倍氏は「肝と言われても…」とあきれ顔。「対話と圧力は薄っぺらい。(外交には)広い心と愛情が必要」と言って、安倍氏に「愛情を持って接しても北朝鮮には通用しない」と切り返され、民主党議員にも苦笑された。
対決後、真紀子氏は「顔がけいれんしていた」と毒づいた。18日に小沢一郎民主党代表(64)との初の党首討論を控える安倍氏を「ハルウララみたいになるんじゃない? ハルウララ対ディープインパクトね」。安倍氏を113連敗で引退した地方馬、小沢氏を凱旋門賞出場馬に例え、最後までこき下ろした。
しかし、権力の中枢に上り詰めた安倍氏に、真紀子氏はかみつく立場でしかなかった。同じスタート地点から13年。かたや首相、かたや無所属の一議員。「同期の中で田中さんこそ総理になるのではという印象があったが、13年後、私がこの席にいるとは」。2人の立場を象徴する安倍氏の言葉を、真紀子氏は不機嫌そうな表情で聞いていた。
[2006年10月7日8時29分 紙面から]
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