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□“真紀子節”全開！安倍首相との国会初対決はヒートアップ [サンケイスポーツ]
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“真紀子節”全開！安倍首相との国会初対決はヒートアップ
政界きっての“毒舌女王”田中真紀子元外相（６２）が６日、衆院予算委員会で質問に立ち、安倍晋三首相（５２）にかみついた。この２人、平成５年衆院選で初当選の“同期の桜”だが、かたや高支持率の宰相に対し、こなた外相更迭に議員辞職の憂き目…と大きく水を開けられている状況。田中氏は得意の“真紀子節”で北朝鮮の拉致問題などを取り上げ激しく口撃、クールな安倍首相が珍しく気色ばむ場面もあった。
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「晋三Ｖｓ真紀子」の国会初ガチンコ対決。まずは「同期の桜として総理就任にお祝い申し上げたい」とソフトな滑り出しで始まった。
だが、“友好関係”はここまで。ほどなく真紀子氏は「小さな子供がイタズラでパパの革靴を履いて道路に出てきた印象。しかも右の方へ右の方へ行きそうなので危なっかしい」。安倍首相の保守的な政治姿勢にイヤミを放ってみせた。
余裕の表情で聞き流していた安倍首相だが、真紀子氏が北朝鮮の拉致問題に議論を移すと“激論”に発展。平成１４年９月、官房副長官だった安倍首相が小泉純一郎前首相に同行した訪朝について、真紀子氏は「金正日総書記ペースで腰砕けだった。なぜ何日も残ってひざつめ談判しなかったのか」とヒートアップ。
「あの時考え得るベストを尽くした。政治的リスクを承知で訪朝し、５人の拉致被害者を帰すこともできた」と気色ばむ安倍首相。だが真紀子氏はさらにアツく「外交交渉というものは半日行ってタッチアンドゴーじゃないんです！」と批判した。
もっとも真紀子氏は平成１５年１１月、「拉致被害者の家族は国際法上は北朝鮮籍。帰国は難しいとはっきり言うべき」と問題発言をした過去が…。この日は「（北に）対話と圧力で、というが薄っぺらい。外交には広い心と愛情が必要」と“独自”の外交姿勢を披露したが、「愛情で北朝鮮には対処できないというのは常識」と突き放された。
批判を浴び続けた安倍首相だが、負けじと「小泉内閣発足当時、金正日総書記のご子息（長男の正男氏）が日本に入ってきて、それを直ちに送り返したのは当時の外相（田中氏）がなされた判断だ」と切り返す一幕もあった。
現在は無所属で民主党の院内会派に所属しており「早めにギブアップしてくれれば（民主党が）政権交代してくれます」と締めた真紀子氏。終了後も、民主党の小沢一郎氏との党首討論は「ディープインパクトとハルウララのような戦いになる」と得意の毒を吐いた。どちらがディープになれるか、１８日予定の党首討論に注目だ。
★ゴーストライター？著書もバッサリ
真紀子氏は、安倍首相の近著「美しい国へ」について「ゴーストライター（が書いたのか）？ （中西輝政京大教授の著書と）非常に重なる」と挑発。すると、さすがの安倍首相も「私の本を本当に読んでいただいたのか。どこが重なっているのか」と色をなす場面があった。
また、真紀子氏が外相だった平成１３年５月に発生した金正男氏の日本入国と強制退去について安倍氏が言及したが、実は日本政府としてはこの男性の身元を「金正男氏」とは公式に発表はしておらず、熱くなって思わず口が滑った様子。今後、野党側が追及する可能性がある。
◆デーブ・スペクター氏（放送プロデューサー）
「今回は真紀子氏の勝ちかな。安倍氏は１００点満点で２０点だけど、おもしろい対決だった。安倍氏の話し方はモノトーンでメリハリがなく、受け身的な印象。真紀子氏は“毒舌”で攻めてくるに決まってるんだから、安倍氏も事前にネタを考えるべきだよ。例えば『人の悪口以外に何か仕事をしてきましたか』とかね。議論はお堅い話だけではダメで、ウイットに富んだ発言を織り交ぜないと、国民には何も伝わらないよ」
◆弘兼憲史氏（漫画家）
「圧倒的に安倍氏の勝利。真紀子氏の質問は威勢だけで、内容もトンチンカン。安倍氏はその挑発に乗らず、軽く一蹴（いっしゅう）したという印象だ。真紀子氏をはじめ、野党の質問は安倍氏から“失言”を引きだそうするものばかりで、国益を問う質問が一つもなかった。真紀子氏や野党のレベルの低さが露呈した。安倍氏は答弁中、大臣に尋ねる回数も少なく、堂々とした態度だったし、内容も具体的でよかった。採点すると８０点」
◆やくみつる氏（漫画家）
「“どっちもどっち”といった感想で採点不能の引き分け。嫌みには嫌みで対抗するべきで、安倍氏の真紀子氏への“反撃”が見たかった。外相時代に功績をほとんど残せなかった真紀子氏は、北朝鮮問題を持ち出した時点で自爆。当たらないパンチを必死にくり出した真紀子氏に対し、安倍氏はＫＯを狙わず、淡々とかわしていただけ。超名門の家柄の“勝ち組”２人が、かみ合わない会話を延々と続けていただけといった印象だ」
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クダラナイ予算委委員会かと思ったら・・・(ｰｰ;)
http://www.asyura2.com/0601/hihyo3/msg/724.html
投稿者 １３代目 日時 2006 年 10 月 07 日 21:09:03: JcIccxd7mtA.Q
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フォローアップ:- 真紀子氏決定打欠く、安倍首相と同期対決 [日刊スポーツ] white 2006/10/07 22:13:07
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