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(回答先: 自分を尊重しない自虐教科書では、自分も愛せないし人も愛せないでしょう。だから「いじめ」の問題が出てくるのです。 投稿者 TORA 日時 2006 年 10 月 06 日 12:36:24)
日本人庶民は、確かに自国の文化に誇りを持たない人が多いと感じます。
でも、それは脱亜入欧の明治以来ずっと続いてきているのでしょう。
西洋のものが格好よくって、日本やアジアのものは格好悪い。と。
だから、日本よりもっと悪い事を他国に行ってきた西洋を受け入れられて、日本が一番悪かった、という考えも受け入れられるのかもしれません。
日本人の美徳といわれる、謙遜の心のせいかもしれませんしね。
こちらに今いる若い人々でも、昔とあまり変わらない。大人しいし、主張しないし、(英語力が同様にない他国の若者を比べても)問題も起こさず、ルールも守る。
西洋の影響を考えるなら、大戦以後だけでなく、明治以降から見ていかなくてはならないでしょう。
教育の中身だってね。
でも日本人といったって、一枚岩ではないからね。戦争中だって、本気でアジアの解放を思っていた人もいれば、お金儲けしていた企業もあるわけでしょ。
儒教の教え、例えば目上の人には従う、とか、家長のいうことは聞く、とかは、武士の中でこそ、縦社会の理論や、女性を従属させたりするのには役立っても、庶民のくらしには必要なかったこと。日本の文化、伝統といったって、対立するものは、たくさんある。
ただ、アメリカが、日本人の精神構造を変えよう、弱めよう、とした、ということは、その通りだと思います。
いい加減脱却したいですが、何せ、それは資本主義と密接なかかわりがあるので、かなり難しいですよね。
戦前に今のような、陰湿ないじめが少なかったのは、個人主義社会ではなかったからだと思います。明治以降から戦前の教育がよかった というよりは、もっとずっと前からの、こどもが、社会を形成する力をもっていたからでしょう。こどもを取り巻く大人の社会が、真に共同体であった、または、壊されつつも、まだそれを保っていたからでしょう。
西洋がいじめをこちらに輸出してきたように見えるのは、西洋諸国からもたらされた資本主義の発達とともに進む、個人と個人の分断が大きな原因ではないでしょうか。
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