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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu129.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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自分を尊重しない自虐教科書では、自分も愛せないし人も
愛せないでしょう。だから「いじめ」の問題が出てくるのです。
2006年10月6日 金曜日
◆「自虐教科書」はどこから来たのでしょう 我が子に伝える誇りある近代史
http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/jhistd/jhist1_1_2_02.htm
自国の歴史を貶める(おとしめる)自虐教科書が子供たちに与える影響が少ないのなら、これほど話題にはなりません。高橋史郎氏は「自分を尊重できない人間に、他人を尊重できるはずがない」、また「自国を尊重できない人間に、他国を尊重できるはずがない」と述べられています(新しい教科書をつくる会 第11回シンポジウムビデオ)。そして自虐教科書といじめの問題の関連性を論証し、「自虐教育」に対して「自己尊重教育」が必要だと論じておられます(後述)。その論旨に立ち、子供を中心に据えて、教科書問題を捉えていきたいと思います。
では教科書を通じた占領政策とはどういうものだったのでしょうか。高橋氏は、ワシントンで発見した米軍の占領文書から、「教科書検閲の基準」についてこう述べています。
占領軍が日本人の精神的武装解除を推し進める上で、・・・愛国心、国家理想が破砕され、さらに占領検閲によってこの国体破壊施策が教育界に徹底的に浸透させられていった。昭和二十一年二月四日に「教科書検閲の基準」が定められ、以下の記述は削除された。@天皇に関する用語(・・現人神・・など)、A国家的拡張に関する用語(八紘一宇・・など)、B愛国心につながる用語(国体、国家、国民・・など)、C日本国の神話の起源や、楠木正成のような英雄および道義的人物としての皇族・・・等々。戦後世代の若者が天皇や国家、歴史的英雄などから切り離され、日本人としての誇りを失った背景にはこのような占領政策があった・・・(『検証戦後教育』)
教科書ではそういうことが行われ、全体には「ウォーギルト・インフォメーション・プログラム(戦争犯罪洗脳計画)」が行われて、日本人から国家意識と誇りを削ぎ落としました。「アメリカと日本の対立」から、「日本の軍国主義者と国民」との対立に置き換えたのです。その結果国民の意識はすっかり変化してしまいました。『おじいちゃん戦争のことを教えて』(中條高徳著)より、そのときのことを紹介します。
故郷に帰ろうとして、価値の大転換にぶつかった。・・汽車はデッキや窓から人が溢れ出るほどの大混雑だ。そこに乗り込もうとして、私は罵声を浴びた。「あいつらは戦犯だ!」「お前たちのような軍国主義者のおかげで、おれたちは苦労しなければならないのだ」「戦争犯罪人が一人前に汽車に乗ったりするな。歩いて行け!」・・ついこの前までは、国を守るために命を捧げようとしている若者として、尊敬の目で見られていたのだ。それがこの落差。おじいちゃんは沈黙して、屈辱にただ唇をかむしかなかった。
『さらにマルクス主義の階級史観と「東京裁判史観」とが「日本国家の否定」という共通項を媒介にして合体し、先の洗脳工作に拍車をかけた。』(『検証戦後教育』)という次第で、現在の自虐の歴史観ができあがったのです。
教科書の問題を扱ったこの本の中には、慣れない人にとっては過激に聞こえる言葉が続く場合があります。残酷な写真もこれから出てきます。しかし、それらは今、子供達にしっかり教えられている可能性が高いのです。読者は左右のイデオロギーに何の興味を持ってこなかった人がほとんどだと思います。著者もそうです。しかし今大人が、自虐教科書から子供達を守らなければならない時なのです。目を見開いて現実を確認してください。我々に必要なのは、強い信念と常識です。筆者の文章の中には、まるでアメリカに復讐するとでも思われかねないほど、「アメリカ」がたくさん出てきます。著者が問題にしているのは自虐の歴史から抜け出せない日本人自身です。また共産主義を忌み嫌う、「反共」かと間違われるかもしれませんが、目的実現のための手段を選び、至極穏当なものでさえ在れば否定しません。
では占領政策をもうしばらく見ていきましょう。
◆戦争に負けるということは、全てを失うこと。したがって、日本は歴史を失った。 我が子に伝える誇りある近代史
http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/jhistd/jhist1_1_2_03.htm
戦後日本は、アメリカ製の日本の歴史を受け入れなければなりませんでした。日本の立場や歴史観から生まれた「大東亜戦争」を禁止し、連合国側の呼称である「太平洋戦争」を強制的に受け入れさせられました。全ての情報はアメリカの検閲下にあり、アメリカが作成した日本の歴史「太平洋戦争史」は、罪悪感を浸透させ東京裁判を受け入れさせるために使用されました。緻密に計画的に徹底的に行われました。全国紙の新聞各社やラジオ(『真相はこうだ』)、映画(観客合計約千五百万人)など、もちろん教科書も、どこを見てもアメリカに都合のよい歴史を植え付けたのです。この経緯は『検証 戦後教育』に詳しい。『国民の歴史』の著者西尾幹二氏は、なぜ日本にウォーギルト・インフォメーション・プログラムが必要だったのかを、次のように述べています。
・・終戦の日から二週間たってなお、新聞はこのように公然と「戦意」を表明していた。・・・これが国全体をおおっていた空気であった。日本は悪いことをしました、連合軍に謝らなければなりません、天皇は戦争責任者でした、などという感情は毛の先ほどもなかったし、またあるはずもなかった。・・・罪悪史観の押しつけ、これは占領軍が進駐した九月初旬からぼつぼつ始まった。占領政策の一環として日本人に戦争犯罪を意識させる洗脳教育が必要であることが、欧米の新聞では公然の論調となっていくが、そのそもそもの始まりは、日本側が無言の裡に示していた「不服従」の表情が引き起こした反応である。 (『国民の歴史』)
消えない戦意と不服従が日本を取り巻いていた。だから戦勝国は敗戦国に戦争犯罪の罪悪感を植え付ける必要性が生じたのだと指摘しています。そして、ミズーリ艦上降伏文書調印式のトルーマン大統領の演説(『国民の歴史』p647)の中に、現在の自虐史観への源を見いだせると指摘しています。
・・・戦後われわれ日本人がずっと耳に馴染んできた言葉づかい国家悪に対する個人の自由、ファシズムに対する民主主義、軍国主義に対する平和主義といった、・・・われわれは戦後、まるで敵国の大統領の与えた言葉で、自分の歴史を裁いてきたかのごとくである。 (『国民の歴史』)
戦前の世界の状況はどうであったのでしょうか。世界は帝国主義がしのぎを削り、アジアの殆どが白人帝国主義の中で最底辺の植民地(インドネシアは350年間オランダによる支配)でしかありませんでした。日本人だけが、小柄な体で経済・武力とも白人と対等で同じ事をしていました。彼らから見て心底から許し難い存在ではなかったでしょうか。アメリカにとれば(白人全部?)アジア人・アフリカ人は、インディアンと同じ「猿」(アメリカ軍のプロパガンダ)に属していたそうですから、日本人に対し罪の意識を抱かず虐殺を行えたのでしょう(「南京大虐殺記述について」所収「リンドバーグの日記」参照)。ただし日本人に対してだけは「侮辱」の念とともに、「強力な陸海軍と帝国政府」が背後に控えていたので、同時にかなりの「驚異」でもあったようです。日本軍が悪い事をした報いとして原爆を投下したのではなく、白人世界の秩序をもとに戻しただけなのです。「日本の敗退後、英仏蘭はただちにアジアに戻ってきて、植民地帝国主義を再開」しました。アメリカの主張した正義も、こういう植民地帝国主義でしかなかったのでしょう。
アメリカ政府の命令通り二度と対等にならないように、復讐心を持たせないように、武装解除をした後、心の武装解除が7年間徹底的に行われました。西尾氏が指摘する日本人の不服従に対して、『戦争犯罪洗脳計画』、『東京裁判』が行われ、『占領憲法』『教育基本法』が作られたのです。その結果「アメリカに負けて良かった」とさえ言わせることに成功したのです。戦争が終わったという安堵の中、価値観はコペルニクス的転換を遂げました。しかし、歴史と誇りが愚民化のなかに完全に消えていってしまっていることを国民の多くが自覚していませんでした。「一国の人々を抹殺するための最初の段階は、その記憶を失わせること・・その歴史を消し去った上で、誰かに新しい本を書かせ・・発明すること」(『笑いと忘却の書』ミラン・クンデラ)であり、その成果によって、アメリカの後顧の憂いである復讐心は消えました。当然それまでの日本側の言い分は否定され、英雄、子供の教育に必要な、生きる理想となる具体的な人間像さえも無くしてしまいました。つまり日本が独立自尊の精神を喪失したのです。戦争に負けると言うことは実にこういうことで、武力で負けただけなのに、精神の気高さで負けたのではなかったのに、日本人の精神と歴史が悪のように否定されたのでした。戦後の日本とは戦勝国による愚民政策、植民地の一つの形態ではないでしょうか。負けたのですから当然です。でもその後50数年間も負け続ける必要があるのでしょうか?
戦後処理が行われたのは、アメリカにおいて黒人に市民権も公民権もまだ無い、白人にのみ自由の国であった時代です。
(私のコメント)
想定の範囲内とはいえ、安倍総理も村山談話を踏襲して、従軍慰安婦を認めた河野談話を受け継ぐ答弁をいたしました。このような状況はアメリカ占領軍による統治が現在の日本にも引き継がれている事の証明になります。このような政治状況では誰が総理大臣になっても村山談話や河野談話を否定する事はありえません。
「我が子に伝える誇りある近代史」
http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/kindaishi.htm
と言うサイトはかなり前にも紹介した事がありましたが、これを一通り読んでいただければ現在の日本の学校が置かれた精神状況が分かると思います。現在の荒れた小中学校はアメリカ占領軍の置き土産のような戦後の自虐史観教育を行なっているから子供達が荒れてくるのです。
それでも戦後の頃は戦前の教育の伝統が残っていたから荒れることも少なかったのですが、現在では子供達が教室の中で暴れて先生がそれを止められない状況になっている。家庭でも子が親を殺す事件が最近になって続出しています。昔は両親や先生に暴力を振るったり殺したりと言う事件はありえなかった。このような変化はどうして起きたのだろうか?
日本が戦争犯罪を犯した犯罪国家と子供達に教え続けたらどうなるだろうか? 子供達は知らず知らずの間に我々日本人は犯罪者と言う意識が刷り込まれて、意識までもが誇りを失い行動が犯罪者的になってくる。先生たちが国旗や国歌に対しても否定すれば、生徒たちも学校や先生を否定する行動に出ることは目に見えている。
国会では捏造された従軍慰安婦を認めて謝罪した河野談話や、アジアの解放を目指した大東亜戦争を否定した村山談話が受け継がれている。これらの源を探っていくとアメリカ占領軍による7年間に及ぶ洗脳教育によるものである事が分かる。
最近でも靖国神社の遊就館の表示に対して、アメリカからのクレームによるのか知りませんが岡崎久彦氏が反米的な表現を変えさせた。このような外国政府の代弁者達に日本は監視されて、日本は民主主義国家であり思想信条の自由は保障されているにもかかわらず、アメリカや中国や韓国などによって監視されているのだ。
歴史教科書においても間違った事実でなければ自由な記述は許されるべきですが、「新しい教科書を作る会」の教科書に対しても岡崎久彦氏は反米的な記述を削除して書き換えてしまった。また中国や韓国からも絶えず日本の歴史教科書に対して抗議が相次いで反日的な記述が増えるなどしている。
このような教科書問題を見ればアメリカと中国や韓国の利害は共通している。それは日本の子供達を絶えず痛めつけて日本を弱体化させるためだ。日本は表面上は独立国でありながら現実的にはアメリカの植民地であり、日本の政治家は日本国民を管理するアメリカの代理人のようなものだ。
小泉総理は変人と呼ばれるだけあって靖国神社に毎年参拝しましたが、安倍新総理にそれを続けさせるのは難しいだろう。アメリカの民主党は明らかに弱い日本を望んでいるし、共和党にしてもアメリカの脅威になるほどの日本は望んではいない。だからブッシュ政権も岡崎久彦氏に命じて靖国史観を書換えさせたのだ。
つまり日本人は未だに日本独自の歴史観を持つ事をアメリカによって許されてはいない。しかし非常に陰湿なのはアメリカは直接言って来ないで中国や韓国や朝日新聞に背後からけしかけているのだ。だから靖国問題のように参拝を阻止できないとない状況になると朝日新聞はアメリカに御注進に及んでアメリカは岡崎久彦氏を動かした。
日本の政治家は単に中国や韓国から言われただけなら内政干渉だといって突っぱねる事もできるのですが、背後にアメリカの陰があるから右往左往している。安倍総理も政権についたとたんに村山談話や河野談話を受け継いだのもアメリカのせいだ。
だから日本はアメリカや中国や韓国などから「いじめ」を受け続けているから、学校においても子供が真似をして「いじめ」が横行するようになる。「大東亜戦争は正義のために日本が立ち上がったのだ」と言えるようになれば、教室内でも正義は復活する事ができるだろう。
◆歴史の喪失、近隣諸国条項 我が子に伝える誇りある近代史
http://wwwi.netwave.or.jp/~mot-take/jhistd/jhist1_1_2_06.htm
GHQの洗脳を受け入れた歴史の喪失は日本の政治家を無力にし、証拠が無くても謝罪する卑屈な習性を身につけさせてしまいました。その結果諸外国は日本に対し誤った認識を持つようになってしまっています。有名な事件は、近隣諸国条項(1986)の発端となった文部省の検定、侵略→侵攻書き換え新聞誤報事件です。事実に反しながら政治的に謝罪解決してしまい、反日でまとめている外国のプロパガンダ(戦意高揚の宣伝)が日本の子供達の教科書に出てくるようになってしまいました。誤報と判明してからも改善しようとはされない、教科書が酷さを増した歴史的事件でした。また新しい歴史教科書をつくる会の発足のきっかけになった、いわゆる「従軍慰安婦 強制連行」記述も同様で、マスコミの情報操作と関連し次章に詳しく解説しました。このような日本を包む芯の無い空気のことを、筆者は歴史の喪失と言いたい。ある期間日本人が集団で突然変異したのです。その経緯を戦後民主主義と言います。当時大人で状況をしっかり見てきた人達は騙されてはいない。老人たちは、『戦争論』(小林よしのり著 幻冬舎)、に書かれていた通りだったと言っておられます。結果的にアイデンティティーの喪失に自らも加担してきた自虐社会の病理は、子供たちのいじめ・学級崩壊・生きる力の喪失となって吹き出してきたと思えてなりません。
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