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首相補佐官に与党内から苦言 片山氏「二重行政」だ
2006年10月04日07時56分
自民党の片山虎之助参院幹事長は3日の代表質問で、安倍首相の肝いりで選任された首相補佐官について「各省庁大臣と首相補佐官の関係は、しっかりと整理して権限を設定し、分担と協力の仕組みを明らかにしなければ、二重行政となり混乱する」と苦言を呈した。片山氏はその後の会見でも問題点を指摘、5人の補佐官と霞が関とのさや当てが表面化する中、与党からも注文がついた。
片山氏は官邸主導について「権力によるのではなく、各省庁が進んで官邸の考えに同化し、全面的協力を惜しまない姿勢にすることが肝要」と指摘。首相は「補佐官の仕事は内閣の重要政策について直接首相に進言や意見具申を行う補佐的なもの。ご指摘のような各省庁大臣との二重行政とはならない」と切り返した。
片山氏は質問後、記者会見で、「興味ある実験。やってみる価値はある」としながらも、「大統領制と違い、実施権限は完全に各省にあり、首相のリーダーシップでやっている。小池(百合子)補佐官が訪米するんでしょ。そうなると外相(の存在)というのは……との意見はある。教育再生会議も法律の根拠がない」と列挙してみせた。
一方、久間防衛庁長官は閣議後の会見で、「小池補佐官の訪米は、防衛庁と二元外交では」との質問に「それはない。(米国は)大統領のほうはそういう補佐官(同士)とやるし、国務省、国防省は、こちらのほうも防衛庁、外務省と、役所同士が折衝する」と説明。外務省幹部は「(小池)補佐官の部屋は防衛、外務から事務官が1人ずつと、受付の女性が1人。こっちは5000人はいる」と皮肉った。
http://www.asahi.com/politics/update/1004/003.html
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