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(回答先: 安倍普三 「美しい国へ」スローガンは、統一教会・勝共連合(岸信介)の日本政治陰謀工作用語 投稿者 愚民党 日時 2006 年 11 月 13 日 23:54:29)
「国」が「美しい」というのはそれは幻想だなす。
なすてか?
それはマルクス主義的にとらえるならば、「国家」イコールブルジョワジーの利害の貫徹形態(実体とすては実務委員会)であり、レーニンさよれば、国家イコール暴力装置だもん。プロレタリアにとっては国家ってのはない。ブルジョワ支配のもとでのプロレタリアの国家ごとの差異もない。まちがいない事実は概念的に言えば賃労働と資本の矛盾のみだす。ブルジョワジーは世界に普遍的に存在すてるんだし、賃労働と資本の矛盾が存在するかぎり、プロレタリア(またはプロレタリアート)も世界的に、疎外労働を強制されて、国家を超えたレベルで普遍的に存在すてんべすい。もつろん、スターリン主義者が社会主義国を標榜してるとこもあんだすが、こちらにおける労働者の地位も資本主義国に劣らず、権力者さよって、ノルマ制労働と質量労働交換で労働者は自由ば奪われながら苦難の生活を強いられている。
はて、こだら意味合いにおいて「美しい」「国」ってのが存在すんべすか?
はりゃ、おらは日本の山がすきだども、これは物理的に自然の自己運動さによってできあがった自然物であって、ほいが労働対象でもねすい、労働生産物でもねぐて、ただたんに「自然」だから山ば美しいと思うんだども、ほれはほれ、おらが剰余価値すら産むことができねで再生産する余裕のねえ労働ばやって(実際はサボリ故だども)、それゆえ、山ば見ておらは「美しい」っていう感情ばもつから、一般的に山に対しては美しいっていう概念ば抱く、労働が強化されるとそれだけおらの「山を見たい」っつう欲求が高まる、こだいにすておらの疎外労働の疎外感ば解消しようとすてんだべさ。簡単に言えばそれがストレスの解消さなんだべな。次の再生産のためさ英気をやしなう、とかという口実で。
疎外労働は、ほれ、馬鹿息子がいう「美しい」っつう意味とは違うような気がする。なんせ読んでねから細かいとこはわかんねども、気をつけよう、甘い言葉と暗い道。だいたい読まねぐても推察する能力はほとんどの人さあんだすがや。
そだらわけで、おらの貧困な想像力では、最近の安倍の「美しい国」批判さ依拠するだけだども、どうも社会ば本質的=存在論的にとらえた場合、馬鹿息子は、労働者が疎外労働ゆえにみずからの生産手段たるおのれの「労働力」を、資本家と闘争の手段とすることは資本家と労働者の「いがみあい」だって、それは「美しい」の反対の「汚い」ことだ、っつ認識があんだべな。つまり労働者はなあにも反抗することのできねえっつう「柵=ヤツの考えてる「国」」の中さ日本人民ば囲い込んですまって(つまり労働者ば資本家の奴隷とすてなんにもいわせねえ)、どの顔見てもご主人様安倍ジョンイルばたたえて変哲のない笑顔で拍手ば送る、そういう人たつで溢れる社会ば夢想すてんではねえがなあ。んで、なんも文句を言わず整然と戦争さ出向き、「国家」のためさ喜んで死ぬ人間が満ち溢れた国、そういうのが「美しい」ってんだべなす。
田園まさに荒れんとす。
また思うに、人間は自然さ働きかけて(労働力を投入すて)生産物ば得るわけだども、いまや働きかけるべき自然そのものがブルジョワ的に収奪=破壊されてすまってんだすい、第一次産業そのものが荒廃すてんだすが、このことは自然の景観ば著しく損ねる結果ばもたらすてんだすな。おらの近辺でも農地がみな宅地さなってゆぐ、そのもと締めはどうも強度偽装マンション事件の頂点さ立つボンクラ(だいぶ儲けたらすい)のようだすい、どこが美しいんかおらは理解でけねすな。最近は夏は猛暑だすがや、田んぼさ行ってみやんせ、田んぼはひんやりとすた冷気ば発生してくれる自然のクーラーだったすが、最近はとみにそれがねぐなったんだが、どこば歩いても、森はねぐなったすい、山も削られ、川は汚れ海は濁ってる。このへんはどだいに「美しい国」とすて意義ばもつだすか?
戦争できる国さ脱皮すてどだら美しい「国」がでけんだべ?
日本「国」っつう概念もブルジョワジーが人民ば支配するための便宜上の形態でありそいが幻想であることは、いまや世界中の人間(実体は被支配階級としての労働者)が反戦・平和運動では一致すて戦争キチガイの権力者さ闘いば挑んで、すがも一定の成果ば勝ち取ってることからすて、明らかだべすた。そうでねえっつうような見解はしゃねおら。反戦・平和運動が国境を越えて連帯すてる事実とすて存在すてんだす。すてみると、人間社会ってのは、社会的にも世界的にも、明らかに存在するブルジョワとプロレタリアがその実体だっつこった。
つまりボンクラ息子が勝手に描いて悦に入ってるらすい「美しい国」あんつのは、階級ば否定すて、他国ば「支配」すて黙らせることで、そだらこつさ努力する日本っつう「国家」が美しいことかもにゃ。「美しい国」ってさあ、民族主義的に粉飾すた国家イデオロギーだっつどうすても思われる今日このごろだす。
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