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米原潜から放射性物質漏れか/横須賀
在日米軍・防衛 2006/09/28
文部科学省は二十七日、米原子力潜水艦が十四日に横須賀港を出港した際に採取した海水から、コバルト60などの放射性物質が検出されたと発表した。原子力艦が寄港する全国三港(横須賀、沖縄、佐世保)の海水から同種の放射性物質が検出されたのは初めて。文科省は外務省を通じ、米国に対して事実関係の調査を依頼した。
同省は、原子力艦寄港地周辺の住民の安全を確保するため、原潜が寄港した場合に停泊地点や周辺の空気や海水の放射能水準を調査している。今回の検出量について「ごく微量のため人体や環境に影響を与える恐れはない」と説明している。
同省によると、七日に入港した原潜「ホノルル」(六、〇八二トン、乗組員百三十八人)が十四日午後二時に出港した直後、停泊していた10号バース前で船首、船央、船尾付近の三カ所から採取した海水を分析した結果、船尾付近の海水から微量のコバルト60とコバルト58が見つかった。海水の解析作業をしていた日本分析センター(千葉市)から同日、連絡があった。
同省は、原潜から漏れた可能性があるとみて調査中だが、「原子炉の冷却水が漏れた場合に一緒に検出される亜鉛などが見つかっておらず、不明な点も多い」(原子力安全課)と現段階では断定を避けている。
さらに10号バース前の周辺の海底の泥の分析も急いでおり、この結果も来週にも公表する予定。米側に調査を依頼した外務省は「決め付けられることに米側は不本意かも知れないが、早急な調査を求めたい」(日米安全保障課)としている。
検出された放射能の値について、文科省は「仮にこの海水を一年間飲み続けても、自然界に存在する放射線の年間線量より低い値」(原子力安全課)と説明している。
同省は一九六四年以降、原潜の寄港に伴う周辺の放射線、放射性物質測定をこれまでに千二百七十六回実施。これまでに海水からは大気圏内核実験の影響とみられるセシウムが、また、海底の泥からは放射性のコバルトがみつかったことがある。
日本分析センター
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