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(回答先: 市内の女らを聴取へ 大仙市男児死亡、県警が事件と断定 [秋田魁新報] 投稿者 white 日時 2006 年 11 月 13 日 11:17:29)
□【関連記事】大仙・園児死亡から2週間 「事件性高い」捜査慎重 [河北新報]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000001-khk-toh
大仙・園児死亡から2週間 「事件性高い」捜査慎重
秋田県大仙市大曲住吉町の保育園児進藤諒介ちゃん(4つ)が、近くの農業用水路で死亡してから6日で2週間が過ぎた。死因は窒息死で、暗くなってから一人で外に出るなど不自然な点があるため、事件、事故の両面で捜査を始めた秋田県警捜査一課と大仙署は事件性が高いと判断。捜査本部並みの態勢で、自宅周辺の聞き込みや検問を中心に捜査を続けている。
県警の調べなどによると、諒介ちゃんは10月23日午後5時すぎ、母美香さん(31)と秋田市から帰宅後、テレビが置いてある部屋に入った。台所にいた美香さんが午後5時半ごろ、姿が見えないことに気付き、近所の住民らに連絡して捜索を開始。午後7時ごろ、約400メートル離れた用水路で、うつぶせに倒れているのを見つけた。心肺停止状態だった。
当日の日没は午後5時前。現場は水田地帯で街灯は自宅近くに2つしかなく、5時半ごろはかなり暗かった。住民の多くは「地元の人もあまり通らない場所」と語る。
諒介ちゃんは普段、あまり一人では外出しなかったといい、周辺の地理に詳しい人物による犯罪に巻き込まれたのでないかとの声も上がっている。
用水路はコンクリート製で幅2メートル、深さ約75センチで、当時の水深は2、3センチ。道路から約2メートルののり面には草が生えている。諒介ちゃんの額には擦り傷、頭頂部にこぶがあった。着衣に乱れはなく、ぬれていた。
発見直後に心臓マッサージを施した際、口から少量の水が出ており、県警は水を飲んだとみて、体内の水を解析中だが、窒息の原因特定には至っていない。行方不明になった時間帯に目撃情報や悲鳴を聞いたといった証言も得られていない。
ただ、諒介ちゃんには歩行困難などに陥る「重症筋無力症」の持病があり、誤って水路に転落した可能性も視野に入れている。
秋田県警が事件性を意識し、大掛かりな布陣を敷くのは、藤里町で4―5月に起きた連続児童殺害事件の影響がある。藤里小4年畠山彩香さん=当時(9つ)=の水死を当初、遺体に殺人をうかがわせる目立った外傷や争った形跡がなかったことから「事故の可能性が高い」と判断。結果として初動捜査の不備を露呈し、強い批判を招いた。ある県警幹部は「事件性をより強く念頭に置き、慎重を期して捜査している」と話している。
(河北新報) - 11月7日7時5分更新