★阿修羅♪ > 雑談専用21 > 880.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 独裁者と独裁国家(スピチュアリズム・ニューズレター 35号より) 投稿者 真理を愛する者 日時 2006 年 12 月 29 日 00:31:53)
>>物質的富をめぐっての利己的な競争や奪い合いは、必然的に一部の富んだ者と多くの貧困者(持たざる者)を生み出すことになります。こうした貧富の格差は、一つの民族内、一つの国家内ばかりでなく、現在では地球規模で発生しています。アフリカやアジア・中南米に代表される第三世界と経済先進諸国との間には、あまりにも大きな貧富の格差が生じているのです。
今、地球人類は、経済先進国という金持と、発展途上国という貧困者に二分されています。そしてこの貧困者に「飢餓」という悲劇が襲いかかっているのです。「貧困」が進んでいくと、最終的には「飢餓」という最悪の事態を迎えるようになります。貧しさと飢えは、常に一体となって人々を苦しめます。貧しい人々だけが、決まってひもじい思いをしているのです。
貧困は、子供達をも深刻な状況に追い込んでいきます。現在、3億5千万人が児童労働に携わり(*5〜14歳の子供は2億人 )、大半が肉体労働や危険な労働を強いられています。また貧困が生んだエイズ禍によって、エイズを発症した家族の面倒をみるために働かざるをえない子供が年々増加しています。
21世紀を迎えた現在、地球規模で進展する経済のグローバル化・ボーダレス化によって、世界人口の5人に1人(*約13億人 )は1日1ドル未満の生活を、そして2人に1人は1日2ドル未満の生活を余儀なくされています(*日本人は1日40ドルです )。またグロ ーバル経済の拡大によって、富裕国と貧困国の所得格差は、ここ40年あまりで18倍から37倍に広がり、貧富の差はより大きくなっています。経済のグローバル化とともに富は先進国に集まり、貧困国の富は先進国に吸い上げられさらに減少しています。
現在の地球上では、6%の富裕層が59%の富を独占しています。その富裕層の大半がアメリカ人です。そして約70%の人々が39%の富を、約20%の人々が2%の富を分け合っていると言われています。このように地球上の富は、あまりにも不平等・不公平に分配されているのです。>>
(私のコメント)
良い政治とは一言で言えば公正な正しい分配が出来ているかどうかでしょう。アメリカを中心とした今の地球支配体制は富の分配の誤りを示しています。アメリカ政府、アメリカ軍の背後にあるものの力をどう弱めるかです。