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(回答先: Re:【「愚痴を言わずに黙って働く事が美学」という思い込みが諸悪の根源だ!】・・・諸悪の根源は労働者側ではない。 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 12 月 09 日 22:40:47)
>東京音頭さん ご意見どうもです。
>【諸悪の根源は労働者ではない。】
確かに、その通りだと思います。ここはKの書き方が悪かったという部分もあるでしょう。
>【諸悪の根源は、それを覆すことのできない労働者ではなく、それをする雇用主のほうだと思います。】
この意見は正しいでしょうが、ここを指摘してやらなければ「改善」しませんよね。
この問題は「いじめ問題」とも共通する部分がありますが
「パシリを喜んでしていた」ので「いじめ」という認識は無かった。という物です。
「拒否の意向」を本人が示さなければ「本心は誰にも分からない」のだろうとKは思います。日本には「仕事を楽しもう(楽しくしよう)」という考え方もあります。
仮にAとBという2人の労働者がいて
Aは「趣味の延長」として仕事を捉えていて、雇用者が「もう帰っていいよ」といっても帰らずに仕事をやっている。
Bは「仕事を対価報酬を得るための生活手段」と考えていて「Aとの比較される事を恐れて」やっぱり「帰っていいよ」の言葉に「帰ろうとしない」
この2人の区別を「超能力のない人間」では区別できないだろうと思います。
ここは一種のジレンマでしょうが「必要以上に働く事は美徳ではなく、ルール違反」という意識形成が必要なのでしょう。
このような意識改革は「雇用者サイドからは絶対に出てこない」ような気がします。精々が「電気代がもったいないから、今日はもう帰れよ」という言葉くらいでしょう。
「働く事」でも正当な時間内と時間外で違うのでしょうが、この辺の区別もなく、一律的に「美徳化」されていて、それが文化として育ってしまっていますが、この価値観を「他人にも求める」のが「正しい」とは思えませんが、「標準」を規定すると「働き者」と「のめし」に区別され「弱肉強食の資本主義社会の中」では「働き者」を選択するのが雇用者からは仕方がないという事になります。
雇用者側からの改善が現状(資本主義下)では考えられないとすれば改善策は
1 労働者の相対として「資本主義」を見直す。具体的には選挙で「競争社会の批判をする人」を選出する。
2 時間内の労働と時間外の労働の区別を明確に判断し「時間内は美徳」「時間外は悪」という文化を育てる。更には「法規制」で監視をします。
3 個人の意思表示をしやすい環境を作り、「声を上げる事を推進して行く」
の3つくらいかな?と思います。もっとも、Kより頭の良い人は山といますので、もっと良い案がある可能性は「星の数ほどもある」かもしれません。
1の案は「自民党が与党」が当たり前となってしまっている現状では限りなく困難でしょう。
2は何度かKが主張していた中で「反応は今一」です。実質的には「考える事が嫌い」という庶民も多いようで、働く事を「美徳」と「悪」に区別しようとかの「複雑」な部分に付いて来られない「人が多い」とすれば、不可能となるでしょう。
働く事は「必要悪」との一律的な価値感の変更ならば可能性はあるでしょうが、これも困難でしょう。
で、3しかないかな?となります。
結局は「労働者が自ら不満を主張する」のが「一番手っ取り早く、改善への近道」なのだろうと思います。
「悪いのは雇用者側!!」との主張は間違ってはいませんが、それを「労働者同士で言い合っていたって、何も改善しません」
その意見は「雇用者に対して言うべきこと」なのです。