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(回答先: 財政再建と云う名の弱者切捨てをどうして行くのか? 投稿者 考察者K 日時 2006 年 12 月 04 日 21:21:31)
>「弱者を切り捨てるな」「地域を切り捨てるな」と反対するのは誰にでもできます。
>しかし、その為には「財源を示す必要」があります。
財源としては
>1 消費税増税(弱者への一層の生存権剥奪ですし、市場の活性化に反するので、予定税収が上がらずに、逆効果の可能性が大ですが、一番メジャーでやりやすい方法)
>4 防衛費を削り、大企業から増税する (主に共産党が主張している案ですが、防衛費の削減は国民の不安感を増幅しますし、企業増税の結果として企業倒産が増えれば、その企業からの失業者の生存権の危機になりますし、失業者の増大が、新たな財源措置を必要とします。)
>ブルジョアジーにお金を吐き出させて「弱者の救済」というのは、一つの方法論です。昔の飢饉の時などは「米倉を開放して民を救った」という事もありますが、現在では難しいでしょう。昔は「人徳のある人に富が集まった」と云う部分もあったでしょう>が、現在は「詐欺師的な利口に富が集まっている」からです。
>私財を投げ打って弱者を救済するような「お人好し」ではブルジョアジーにはなれないという社会体制になっています。
そういう人が全てではないとは思うのですが。
>そのような人から「生きているうちに金を吐き出させよう」と思っても、無駄な考えでしょう。そのような人は「金を使うために集めているのではなく」既に「金を集めて一番になるために集めている」からで「何かに必要だから金を集める」という普通の人とは違って「金を集める事そのものが目的化してしまっている」という「金の餓鬼道に憑かれてしまっている」と考えられます。
>しかし、国が発行した国債(赤字国債)の多くは、この人達が所持しているのでしょうから、この人達が「弱者のために一肌脱ぐか」と思ってくれるような事がなければ、どうにもなりませんが、そんな事はあり得ないでしょう。
>だから、死んだら誤魔化して取り上げるくらいしか方法論はない
とKは思っています。
遂に核心に来ましたね。ブルジョアの生存権の問題!現状で新規ビジネスの活性化による税収増等待ってられないほど、多くの人が切羽詰っているのです。税収は増えている。だが、貧困層を救おうとしない。そんな時に、ブルジョアジーと妥協できますか?やはり階級闘争は否定できないでしょう。韓国でもベネズエラでもフランスでも闘争を避ける事が出来ない時があった。フランスの若者達はあの時確かにシラク・ドビルバンを代表とするブルジョアジーと闘うべきであったし、理解を示すべきではなかったのだ。そして、実際に闘って新雇用法を撤回させたのだ。これで階級闘争の見本がまた増えた。韓国でもフィリピンでもインドネシアでもエルサルバドルでもブルジョアジーは巻き返している。スーダンやミャンマー、コンゴ、アフガニスタン、イラクの、あれだけの内戦で堂々と活動している企業がいる。ブルジョアジーってそんな人達なんだあ。
ブルジョアジーの生存権ならぬ「財産権」は簡単に奪えないんだ。プロレタリア階級が死ぬ気で互角になるかどうかである。労組が最初から妥協すれば日本やアメリカのようになる。