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(回答先: 現実が暗黒社会だすが、そればどう変革すんだべすか。 投稿者 竹中半兵衛 日時 2006 年 11 月 30 日 03:09:42)
Kさんが恐れるほど日本に本物のブルジョアがいるのかどうかも考察の余地がありそうですが、何せ皇室でもサファリパークが自宅の欧米のブルジョアに比べれば大したものではない。ヒルズ族の成金連中とは訳が違う。しょせんどれだけ金持ちになったと言っても二流のにわか帝国主義でしょう。なんてね。
話がそれてしまいましたが、本題に。
>Kさんが「他人の生存権を否定する社会」とおっしゃってるその社会を動かしているものこそ、日本帝国主義国家権力だす。「在日朝鮮人韓国人」同胞に対する差別をともなった排外主義、石原都知事よる三国人発言、国家の意向に反する労組や活動家に対する排除攻撃。反戦活動家に対する逮捕攻撃。自分たちの主張を物質かするためにはヤラセもいとわず茶番「ミーティング」を演出。現に他人の生存権を否定すてるのが日本政府支配階級だすがな。
現在日本のブルジョアジーは日本のプロレタリアートの生存権を否定する動きをしていますが、これに対して日本のプロレタリアートは反撃できていません。素通り状態があります。
中国、ロシアでは結局歴史の流れは労働運動の主導権が保てず、党官僚独裁に収斂しました。未だに労働運動は困難です。欧州や韓国では労働運動の反撃はありますが、大勢はグローバル化に押し流されています。南米では議会制の限界がありつつも流れに抗する動きがあります。ここで最もグローバル化の流れに無抵抗に流されているのが日本です。
中露では、独裁から独裁へあまり時間的余裕なく権力が移行したため、未だに労働運動が苛烈な弾圧を受けている点があると思います。
欧州や韓国では内戦はなかったが、生産手段獲得には至ってません。
日本では、70年代の戦闘性が持続できず、権力に押し捲られています。
しかし、北朝鮮でも夕張市でもその他の日本の地域でも政府に見殺しにされる状態になることで、プロレタリア階級が行政とは何か経済とは何かをリアルに考察せざるを得ない状況になっています。
日本はまだ、生産手段の獲得どころか、グローバル化に流される欧米や韓国の水準まで達成できてません。また、ほとんどが歴史の浅い成金でプロレタリアに近いのに、日本のブルジョアの冷酷さは欧米に劣るものでないことはバブル崩壊後益々明らかとなってきています。現実に夕張市や北九州市、下関市等でプロレタリアの生存権が否定されている。しかも、防衛省の問題でいよいよ左傾化したように見えた民主党に一市ラインの悪夢が蘇ってきました。財政問題でも労働基準でも、もはや労働側は一歩も譲れない状況になってきました。
現実に労働側が完全に勝利した国がないとは言え、それで参考にできる国がない等と言っている間に(どんな運動でも創始者がそんな事を言うはずがない)餓死、過労死、病死の危険性は益々高まっています。死なない為に何をすべきか、その行動を広げる事が大事なのだと思います。この国のブルジョアが国民の教育や医療をないがしろにしているのは嫌というほど見えているので、沈黙は死につながるように思います。自殺が相次いでますが、まさか死ぬ訳にはいかないでしょう。越冬を生きる為にも闘争が必要だと思います。