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(回答先: 最大多数の最大幸福さんへレス 投稿者 Kotetu 日時 2007 年 1 月 21 日 22:46:52)
Kotetuさん、どうもです。
> <魅力的な投資対象>って、どういう意味でしょうか?
Kotetuさんが、例えば百万円を企業に与えても・個人に与えても死蔵されない限り同じということを
書いていたので、それに対する説明の一環で書いています。
今の経済環境で、企業に金を与えると、日本国内に魅力的な投資対象がないので、より投資妙味のある
海外に投資してしまうという意味です。
外債を買ったり、海外に工場を作ったりとかですね。
「死蔵されない限り同じ」という点には、同意いたしますが、企業に与えるよりも
所得の低い個人に与えた方が、国民経済的にも心情・福祉的にも効果的と考えます。
>たとえばMD計画なんて民間の採算ベースでは対象にならない計画ですが、政府投資で可能になるわけです。
MD計画なんかよりも、低所得者にお金を回した方が良いに決まってます。
>消費者の貯蓄と企業の貯蓄とは性質が異なります。
個人も企業も銀行に預金するのですから、預金されたお金を、銀行が活発な融資活動に使うかどうかの
問題でしょう。
個人消費が伸びなければ、銀行が貸し出しを増やすはずはありませんから、結果的に”死蔵”されてしまう
割合が大きくなってしまいます。
>同じ百万円でも、銀行の投資というワンステップがあるものと、速やかに社会に還流するものと、
>効果が違ってくるということです。
低所得者は、入ってきた収入は、すぐに消費に回します(回さざるを得ない)ので、
「速やかに社会に還流する」という視点で見れば、企業を経由させるより個人に直接渡した方が
効果的です。
>どの範囲を<額に汗して働かない高所得>とされているのでしょうかね。
受注活動だけやって、実際の仕事をしない人たちのことを指しています。
こういう人たちは、出来るだけ減らした方が、より多くの人が、楽になると思います。
同じ面積の敷地の清掃作業なら、7人でやるより10人でやった方が、一人当たりの
”労働量”は少なくて済みます。
また、現状では、”実際に”清掃作業している人たちより、受注活動だけしている人たちの方が
比較的、高所得を得ています。そういった、不条理な現状を揶揄しています。
あと、箱モノに関しての国産比率については、あまり詳しくは知りませんが、
それでも、一次的に一定金額が海外に支出されることには、変わりはないでしょう。