★阿修羅♪ > 雑談専用21 > 129.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 反米、嫌米、非米と云ふ最強の錦の御旗 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2006 年 11 月 20 日 00:58:07)
金正日は統一教会や住吉会・日本青年社と関係があるのだから、石原、中川、麻生がいくら威勢の良い発言がテレビや週刊誌、スポーツ紙で出ても、日米が自分に攻撃を仕掛けぬ事を知っている。
しかし、チャベスやアフメディジャドはどうか?本気でアメリカと闘っているなら、むしろオルテガのように言動には注意が必要だ。特に中南米は二つの点で要注意だ。
第一に中国やインドに匹敵する程貧富の差がひどいので、金持ち連中にある程度気兼ねしてフェビアン協会主義的改革を行なわないとハイチやコロンビアのようにただちに内戦になる可能性が高い。
第二に地元の金持ちが世界のどこより世界最強の軍事大国アメリカと結託おり、地元の富裕層の利権=アメリカの利権であること。アメリカの利権を侵害すれば、ただちにチリやグアテマラ、ハイチのように米軍が介入する可能性が高い。
中南米の場合、アジアや欧州と異なって富裕層と米帝はほとんど一緒である。尚更どこよりも注意深く行動する必要があるではないか。したがって、オルテガやルーラのような限界があるのは仕方ないとも言える。逆にチャベスやアフメディジャドのように異様に挑戦的な言葉が出せる根拠はなんだろうか?チャベスの国の隣は活動家の暗殺が連続するコロンビアなのである。チャベスに勇気があると言っても、暗殺されれば改革はできないし、貧困層も救えないのである。
確かにイランやベネズエラはハイチよりは強い。それでも、あの強気の姿勢がかえって、チャベスやアフメディジャドにも金正日のように、アメリカからなんらかの形で生命の保障がされているようにしか思えないのである。
アメリカは北朝鮮やミャンマー、スーダンの凄まじい人権侵害は無視してハイチに介入し、元首を追放した。
シリアなどは隣のイラクで何が行なわれているか見せ付けられている。アフガンとイラクから広大な高原国のイランを挟み撃ちをして戦線を拡大するよりも、イランより遥かに小さいシリアをイラクとイスラエルで挟み撃ちする方が遥かに容易だろう。そう考えると反シリア活動家を殺害しても短期的に有利になるだけで、中長期的には自分がフセインになる可能性が大になるだけではないか。
露骨な反米主義者の元首というのも、どこまでが本物なのかは考察の余地があろう。暗殺によって自分の計画実行が阻止される危険性がない事が強気の前提にあるはずだ。