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(回答先: Kさんへのレスの続き 投稿者 heart 日時 2007 年 1 月 15 日 22:15:53)
それに比べて、考察者k氏は限りなく化石化しつつあるようです。
heartさん、今日は。
>アナーキストではないつもりだったので読んでいなかったのですが、今読んで、あれ?アナーキズムって意外といい?と思ってしまいました。無秩序主義者と勘違いしていました。「自由な個人から構成される、相互扶助を基調とする小さな地域共同社会または中間的集団の確立を主張する思想。社会主義の流れを汲むものもあれば、個人主義の流れを汲むものもある。」悪くないですね。相互扶助、小さな地域共同社会。いいじゃないですか。無秩序になるわけではないでしょうからね。ただ政府をなくすのがいいかは「?」です。何らかの調整機関を必要とするか否かの問題でしょうね。
heartさんのブログに転載いただいた最大多数の最大幸福さんへのレスでも推察していただけると想いますが、自身の思想的傾向をアナキズムと評さることに然したる異議はありません。但し、heartさんも気づかれたように無政府主義は無秩序主義と同義でなく、帝国主義的秩序の強制にたいする市民側からのアンチテーゼとして生まれたもので、個人の自立(自由=自在性を担保していくこと)を尊重し、政府の役割をインフラ等の社会環境整備や交通秩序維持の最小限なものにしていこうとする社会改革思想であることを強調したいと思います。
無政府とは限りなく政府の無い状態が望ましいのであって、アナキズムと不可分なものとして“永久革命論”があるようにそれは社会改革の究極の到達点であり目標と云えるものですが、全く調整機関を持たぬような社会にすることが目的ではありません。しかし、もし目的と謂えるものがあるとしたら、おそらくそれは万人にとって自由な社会であるべく人智を尽くすことではないか、またそうした人類の営為(永久革命)の創造にこそあるのではないかと考えています。
>Kさんのおっしゃる「他人との協調性」というのは、他人との「同調性」にすぎません。長いものに巻かれていれば安心、「大いなるもの」に頼るだけで自分の頭で考えない。そんなものを教えてどうなりますか。「愚民」が大量生産されるだけです。Kさんのおっしゃるような考え方の人が戦後も減らなかったからまた「戦前」を迎えているのではないでしょうか。
考察者k氏が語る「他人との協調性」が既定の方針にたいする「同調性」を称揚する意味でしかないと見抜かれていること、さらに「同調性」の喧伝によって齎されるのが「愚民」の大量生産であるとするheartさんの慧眼に感服しています。それにしても、牙を抜かれ最早牙を研ぐこともない言わば羊の群のような「愚民」が大量生産された結果、どんな社会が現出するのかと想像するだけでも空恐ろしくなります。それが人類の運命とは思いたくはありませんし、少なくとも我々は抵抗のための牙を持っていることや牙を研ぐことを忘れてはならないと思っています。何故考察者k氏がそうしたところに焦点を中てずに、意味不明なる調整論や日和見論に終始するのか、不思議を通り越して奇しくも考察者k氏自身が自称されているように“浅学非才のアホ”だと断ぜざるを得ないと思っています。
また、会いましょう。