★阿修羅♪ > 雑談専用21 > 1207.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
何気に読んだ文章で思い付いた事がある。
>【マスゴミ、無関心・非情な「愚民」、そして、悪法を通す政治屋。このトリオが悪政を作り出す heart】
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/936.html
が、切っ掛けの文章であるが、是非読んで確認してもらいたい。
小泉改革に象徴される行政改革は色々な分野で進められてきているが、各改革において「メディアの報道、話題」には、見事なほどに「外部からの視点」しか示されていないという点をKは指摘しておきたい。
「内部の労働者の視点は完全に黙殺されている」という気がするのである。
「自分の職場の愚痴は見苦しい」と言う価値感が日本全体に蔓延しているのだろうが
全てにおいて「言い訳」は嫌悪感を持たれるのだろうと思う。
「前向きな意見」以外の「声」という物に嫌悪感を持つ性格が根付いてしまっているのだと言う気がする。
「一番状況が分かっているのは、現場の労働者である」のに、その人達の声は「黙殺している」のである。
「医療改革」においては、過疎地の地方医療の危機は叫ばれるし、救急医療の危機も叫ばれる。しかし、それすらも十分な報道はされず、しかも「現場の労働者の声」は全くと言って良いほど報道されないような気がする。
「平均睡眠時間が4時間という過密労働で過労死寸前で頑張っている、研修医の声」にこそ耳を傾けるべきであり、現場の本音を取り上げるべきではないだろうか?
日本と言う国を現実に動かしているのは「政治家ではなく、労働者なのだ」とKは思う。
しかし、政治家の声だけで「日本の方向が決定されていく」のが実情である。
「他人の労働は楽に見える」のかもしれない。
そのイメージが「あいつらの仕事はもう少しくらいきつくなっても良い」という「現場の声を黙殺する雰囲気を作り上げる」
こんな記事がある
【霞が関の国家公務員「過労死の不安」2000人】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-08-18/2006081805_02_0.html
こんな記事もある
【公務員の職場の改善を】
http://www.ac-net.org/common-sense/karoujisatsu.html
電力会社におけるサービス残業の多さなどを考え合わせれば、公共事業における「長時間過密労働は決して少なくないレベルだろうと思われる。
しかし
民間人の過労死、公務員のヒマヒマワールド!@インターネットワイドショー掲示板
http://www18.big.or.jp/~ggg/b/bbs/mbbs.cgi?mo=p&fo=kokuhatu&tn=0613
と言うような、公務員は暇を持て余しているという考え方もあるのである。
【大阪過労死問題連絡会】というHPには様々な過去の報道が掲載されている。
http://homepage2.nifty.com/karousirenrakukai/11=SAISIN.JOHO.MOKUJI.htm
例外もあるだろうが、日本中の職場が「サービス残業」と「過労死を招く」職場になってきている。
「労働者が足を引っ張り合って、全ての職場が厳しい環境になって来ている」のである。
どこに問題があるのか?
どうすれば、この流れが変えられるのか?
これには「労働者からの現場の声」を聞く事であり
「労働者の声」によって、サービス競争、安売り競争に一定の規制を掛けると言うのが必要だろうと思う。
政治家と利用者の声によって「全てが決まる」のならば、労働者の人権は無視されるに決まっている。