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(回答先: 選挙B: 改憲反対運動の入口。国民投票を受け入れる条件を考えなければならない。 投稿者 秋吉悠加 日時 2007 年 1 月 08 日 09:20:15)
秋吉悠加さん、こんにちは。
>改憲反対を主張しながら自民党の改憲案を地で行く主張を展開するK氏。
>http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/1080.html
>これを読む限りでは、「護憲は危なくなってきたかな」と考えざるを得なかった。
>感情的な部分ではなく、主張される自由の質について、拡大解釈かと感じた。
拡大解釈でしょうか。
ではどの範囲の自由なら許されるとお考えでしょうか。
>改憲はむしろ、日の丸君が代に抵抗し、自分を追い詰め自虐的になり自ら
>苦悩する立場に法的に手を差し伸べる事かも,と個人的に納得した面もある。
それはつまり、抵抗することができなくなるので、苦悩することもなくなるということでしょうか。
それはつまり精神の死を意味すると思うのですが。
以下、別のところで書いたことの繰り返しになりますが、載せておきます。
良心の自由、表現の自由を侵されるということは、憲法に定められている云々以前の問題です。憲法が改悪されてでも良心の自由、そしてそれの担保のために必要不可欠な自由である表現の自由は守らなければならないと私は考えています。法と良心、どっちに従うかと問われれば、良心に従うほかないと思います。良心を捨てて悪法に従うようになったら、人間として堕ちていくことになると思うからです。
ソローは、「人を不当に刑務所に入れる政府のもとでは、正しい人間にふさわしい居場所もまた刑務所です」
「良心が傷つけられるとき、ある種の血が流れるのではないでしょうか。この傷口から真の人間性と永遠性が湧き出で、永遠の死に至るまで血は流れつづけます。」
と書いています(『一市民の反抗〜良心の声に従う自由と権利〜』)。
私だって刑務所に入りたくはありませんし心配性の母のことなどを思うと刑務所に入ることはやはり避けたいとは思いますが、ソローの言っていることはそのとおりだと思います。