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社会の風潮として、一度、決着の付いた事は忘れると言う部分がある。
最近の世論調査から、一世を風靡した「郵政民営化問題」は消え去っている。
しかし、郵政民営化は「まだ、実施されていないから、修正も不可能ではない」という項目である。
「黙っていられるかい」
には「簡易郵便局の閉鎖問題が掲載されている」
http://www.h7.dion.ne.jp/~karousi/061230toukyou500hisi.html
前にも書いたが、全国ネットワークは維持できなくなってきている。
「山村での郵便局の廃止問題」と「郵便局員の状況」も掲載されている
http://www.h7.dion.ne.jp/~karousi/061201toukyouhukutouyori.html
他町村とをつなぐ「架け橋」が消え去ろうとしているのである。
他にも「自殺者の報告」や「様々な問題点」の指摘が続けられている
http://www.h7.dion.ne.jp/~karousi/
「黙っていられるかい」は必修科目だろうと思う。
他にも「いのちと健康を守る人権ネット」
http://www.geocities.jp/kurogasira123/
でも、色々な記事が掲載されている。
ここは「郵政OBのキングサーモンさんが見るに見兼ねて作られたホームページ」らしい。現役の職員ではないのであるから、現役職員の既得権を守るという意図とは別の視点で作られているのだろうと判断できると思う。
http://www.geocities.jp/kurogasira12345/2007-1-2.htm
こんな記事が載っている。「ノルマが郵便局員のメンタルを破壊していく」のが実態としてあるのだろう。
その事が
http://www.geocities.jp/kurogasira12345/11-27.htm
のような「早期退職者の増加という形となって表れている」のだろうと思う。
他にも「郵政民営化監視市民ネットワーク」
http://ubin-watch.ubin-net.jp/
というHPもあり、ここには「様々な分野の人達の賛同が集まっている」
http://ubin-watch.ubin-net.jp/list.htm
未だに
「郵政民営化にNO!」という意見は消え去ってはいない意見として存在する
http://www.geocities.jp/kurogasira12345/10-17.htm
今までは「独立採算として、どうにか回っていた郵政公社だったのだが」
http://www.h7.dion.ne.jp/~karousi/061124toukyou7wariakaji.html
を見れば分かるように「独立的な採算で計算すれば、税金投入なしには維持できない全国ネットワークである事は明白」なのである。
公務員としての義務感によって「支えられているからやっていられた企業」から「公務員としての義務感」を奪ってしまえば、採算性は維持できないだろう。
そもそも、公務員として採用された職員から一方的に公務員と言う身分を剥奪するというのは人権無視も良い所ではないのだろうか?
民間職員が公務員の既得権として抱いていた。
公務員の身分保障というのは「何だったのだろうか?」
会社の都合によって、簡単に剥奪される種類のものが既得権だったのだろうか?
「潰れない、悪い事をしなければリストラもされない」
ここは、「潰れる可能性の少ない、大企業・銀行などの職員であっても同じような部分」であろう。上の命令に従ってそこそこに仕事をし、悪い事をしなければ、会社が潰れない限りはリストラまでされる確率は少ないだろう。
話が脱線した部分もあるが、郵政民営化法案が可決されたからこそ見えてきた「新事実」を踏まえた上で、もう一度「この郵政民営化は本当に正しいのか?」を問い直す必要があるだろうとKは思っている。
この「郵政民営化は成功すると思うか?」という世論調査をするべきだろうと思う。
過ぎ去った決定を忘れるのではなく、検証するという必要性があるのである。
郵政民営化は「まだ、実施には至っていない」
その中で「郵政民営化は間違っている」と言う声は消えないどころか、益々高まっている。
「郵政全国ネットワーク」は「国の宝」と小泉総理は表現した。
民営化法案を通すためだけの方便でないならば、もう一度、本当に維持できるのか?を検証するのが良心と言うものである。
「国の宝」が失われた後に気付き再構築するのなら「財政再建上に大きな負担を作る事になる」だろうと思う。
世界の趨勢として、民営化に成功したのはドイツくらいと言われているが、そのドイツでは、郵便局のリストラが行われたのである。
もう一度書いておこう「今、郵政民営化の是非を問う、世論調査を行うべきである」