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□「坂の上の雲」の不安 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/entertainment/story/25gendainet07021983/
「坂の上の雲」の不安 (ゲンダイネット)
●出演者が発表されたのは朗報だが
先週、NHKが故司馬遼太郎原作のスペシャルドラマ「坂の上の雲」のキャスティングを発表した。主役は本木雅弘。共演するのは阿部寛や香川照之、菅野美穂である。
海老沢勝二前NHK会長が「総力を挙げて取り組む」とブチ上げたのが03年1月。ここまで4年もかかっている。それだけでも唖然だが、驚くのは制作費の大幅なダウンである。
当初、このドラマは1回75分で15回放送し、総制作費200億円を投じるといわれた。だが、局内で不祥事が相次ぎ、その責任を取る形で海老沢氏が会長を辞任。さらに脚本を担当するはずだった野沢尚氏が亡くなったことなどで制作が延期され、昨年の段階で「60億円で進めている」(事情通)と縮小された。この制作費が先週の発表では10億円にも満たない金額に減ってしまったのだ。
ドラマは09年秋から1回90分で、13回放送される。NHKによれば「大河ドラマの制作費は1話あたり6000万円。『坂の上の雲』はこの金額を超えます」(広報部)と語る。仮に1話が6000万円で13回なら総額で約8億円である。昨年時点の60億円と比べて、8分の1程度だ。もっとも、NHKは「正確な制作費はある程度固まってから発表します。今は言えません」と言葉を濁しているのだが……。
「NHKでは海老沢前会長が『坂の上の雲』を作ると発表してからロケなども行っていて、すでに数億円の制作費をかけている。総額8億円でおさめるのは無理がある。実際、現場レベルでは今も60億円という話になっています。受信料対策で、視聴者にムダ遣いしていないことをアピールしようとして、“大河を超える程度”と曖昧に言っているのではないか」(制作関係者)
心配なのは200億円から60億円に制作費が減額され、さらに10億円にも満たない金額になるドラマがまともな内容になるかどうかだ。NHKの迷走を象徴しているとしか思えない。
【2007年1月22日掲載記事】
[2007年1月25日10時00分]
▽関連記事
NHKは大作「坂の上の雲」を制作できるか [ゲンダイ]
http://www.asyura2.com/0601/hihyo3/msg/165.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 01 日 10:36:32: QYBiAyr6jr5Ac
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