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(回答先: NHK紅白のマヌケな裸体パフォーマンス痴態 [Mr.Showbiz] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 12 日 23:31:30)
□相乗効果のNHKとDJ OZMA 「NHKらしさ」はどこへ [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0701/0701127970/1.php
相乗効果のNHKとDJ OZMA 「NHKらしさ」はどこへ 2007/01/13
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各種報道によれば、昨年の紅白歌合戦で「DJ OZMA」のバックダンサーが裸に見える衣装をまとって出演した問題を受けて、NHKは11日、「放送にふさわしくない演出はしない」といった覚書を出演者と事前に取り交わすなどの再発防止策を発表した(朝日新聞など)。
問題となったのは、韓国の「Run to you」という曲をカバーした「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士(ナイト)」を熱唱中、DJ OZMAと一緒に出演していた女性ダンサーがカーニバル風の衣装を脱ぎ始め、あらかじめ下に着用していた裸体の書かれたボディスーツで踊ったシーン。【番組中に三宅民夫NHKアナウンサーが改めて「裸ではありません」と説明】(ウィキペディア)した。
その映像はYou Tubeで一部見ることができる。1分55秒の短い動画だが、DJ OZMAの着替えのシーンの途中から、「※都合上、ご覧頂くことができません」と書かれた南国のビーチを映したイメージ映像に代わり、音声だけが流れる。歌が終わると、北島三郎らしき人の「2007年もアゲアゲでいきましょう!」と叫び声が流れる。司会を務めた仲間由紀恵がしばらく言葉にもならない声を出した後「びっくりした」と話した。ちなみにこれは海外向けに放映された映像だと思われる。
http://www.youtube.com/watch?v=xLdR5VGGTtQ
橋本元一・NHK会長は11日の定例会見でこの件について謝罪した。NHK情報公開ページ:会長会見要旨によれば、橋本会長は【NHKという公共放送は、視聴者の方々に放送を通じて共通の広場をつくることだと考えており、視聴者の視点を大事にして視聴者が求めるクオリティー、品格に応えられる番組作りを心がけたい】と語った。船越制作局第2制作センター長は、【曲の途中からボディースーツになるということは、DJ OZMA側から何も伝えられていなかった】と、直前になって変更された演出だと話した。10日の時点で、この問題についての抗議が電話で1796件寄せられているそうだ。
DJ OZMAの所属事務所「ミュージックタブロイド」とレコード会社「東芝EMI」は10日、NHKを訪れて謝罪した。しかし、J-CASTニュースによれば、所属事務所は【一部に不快感を与えたことについての非は認める。しかし、あの演出については面白かったという反応も多く、正直なところ、そんなに騒ぐことなのかという思いもある】と語ったそうだ。
ネット上では賛否両論だ。検索してみると、肯定派のほうが多いように見受けられた。
J-CASTニュースはリアルな「裸の衣装」 OZMAに紅白大賞を!という記事で、【OZMAは間違っても懲りず、キワモノ道を極めてほしい。今回の紅白、ポップ音楽部門では、NHKのスキそうな私小説風ソングが幅を利かせていた。刺激に乏しく、容易に「共感できる」楽曲群に飽き飽きしていたところ、パンクの馬鹿馬鹿しさとグラムな虚飾、異常・過剰なサービス精神を魅せてくれた】と書く。
人気ブログきっこの日記は、【普通に見てれば、一瞬は「あれ?」って思うけど、よくよく見れば、脇腹のシワや全体のシルエットから、ボディースーツであることにすぐ気づく】とDJ OZMAを擁護する。
だが、【DJ OZMAは、社会人としての、ルール違反、厳しい結果責任を今後とらせろ。やったもん勝ちなんて偽造マンションじゃないけど絶対認めてはならない。】という意見ももちろんある。
ふざけるな DJ OZMAの恥さらし・・もうテレビに出るな wwww
一方、紅白歌合戦の開催前から、DJ OZMAは当日に過激な演出をすると宣言し、それに苦言を呈す北島三郎との確執がスポーツ紙などで盛り上がるなどの騒動もあった(日刊スポーツ)。これは話題づくりだろうという見方が大半だったが、いざ当日になってみると、DJ OZMAはNHKの予想を超えた新年の話題を作ったのだった。
毎年、紅白の直前に話題作りが行われるのも、視聴率低下やマンネリ感を打破しようというNHKの努力だと思われるが、これまでは今ひとつ食指が動くような宣伝がなかった。番組中ではあったが、紅白の「安定感」を打ち破ったとして「The 男爵ディーノBLOG」はDJ OZMAの功績を讃えている。
このブログは、NHKが紅白という「誰もが安心して見れる大安定番組」を作ったが、【安定ゆえに面白くない。しかし、安定を揺るがすことは、現在の惰性的視聴者をも失う。この袋小路が紅白の現状であったと思います】と書く。「こうあるべきNHK」という視聴者の雰囲気がボディスーツを許さなかった。【ミュージシャンと紅白は、互いに我を貫き、お互いを貪り合う。そこに緊張が生まれ、紅白は次の段階へと至るのです】。筆者は、この騒動で紅白歌合戦がアーティストの場としてより高い舞台になると見ているようだ。
The 男爵ディーノBLOG :DJ OZMAの功績
もしかしたら、「DJ OZMA騒動」は予定された椿事だったのかもしれない。DJ OZMAが出演した時間帯は今年の紅白のなかで2番目に高い視聴率だったというし、また、歌われた曲「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」のシングルCD売り上げランキングは紅白後の集計で伸び率1位だったそうだ。(J-CASTニュース)
DJ OZMA側にしてみればCDが売れた。NHKにしてみれば視聴率が上がったし、責任はDJ OZMA側にあるとすればいい。来年の紅白も注目される。なんだかどちらにも旨味がある事件ではないか。スポーツ報知が報じるように、誰も具体的なペナルティーを背負ってないのも手ぬるい。
個人的に紅白には「安定番組」のままでいて欲しい。そうでなければ民放と変わらない。DJ OZMAの使った演出だけが、面白い演出方法ではないだろう。「NHKらしさ」を求めてチャンネルを選ぶ視聴者もきっといるはずだ。
(黒井孝明)
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