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□カンニング中島の闘病生活を撮っていたTV局の神経 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/entertainment/story/25gendainet07021806/
カンニング中島の闘病生活を撮っていたTV局の神経 (ゲンダイネット)
「そこまでやるか、テレビ局!」という声が出るかもしれない。20日、白血病で死んだカンニングの中島忠幸さん(享年35)のことだ。闘病生活を送る相方にコンビの竹山隆範(35)が自分のギャラを半分渡すなど、数多くの美談が伝わっているが、そこに目をつけ、商売にしようともくろんでいたのがテレビ局だ。
「あるテレビ局はやつれて、丸坊主の中島さんの映像もきっちり押さえて、ドキュメンタリーを作ろうとしていた。復帰を前提に、各局が熾烈な争奪戦を繰り広げていたんです」(テレビ局関係者)
中島さんは03年に結婚、04年に長男が生まれたが、病に倒れた。家族と交わした手紙、闘病日記があるそうで、これをネタにドラマを企画していた局もある。出版の企画も進んでいた。
「竹山の方に密着したドキュメンタリー企画や中島さんに生電話をかけさせようとしたところもある。笑いと涙、どこもかしこも『こりゃいける』と争っていました」(芸能プロ関係者)
実は中島さんには膨大な治療費がかかった。一説には3000万〜4000万円で、その費用を捻出するために中島さんも納得していたし、事務所も了承していたという。そうはいっても、白血病といえば、難病だ。とくに中島さんは急性リンパ球性白血病だ。よくもまあ、平気でカメラを回したものだ。作家の麻生千晶さんはこう言う。
「自分が弱っているときは、人間は誰でも撮られたくないものです。まして、白血病は生還できるかどうかわからないわけです。テレビ局はヒューマンものを撮りたかったというのかもしれないが、偽善です。生理的に嫌悪感を覚える。視聴率を取りたいだけでしょう」
最近のテレビ局はやりすぎだ。
【2006年12月22日掲載記事】
[2006年12月25日10時00分]
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