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(回答先: 欧州中銀で岩田日銀副総裁発言・・・ 「（内需）を減速させているが、一時的な減速だ」 【ロイター】 投稿者 hou 日時 2006 年 11 月 12 日 05:21:51)
馬鹿の一つ覚えのように 「金利上げていく」の発言
ほんと呆れるし、疲れる。
中国の周小川 中国人民銀行行長のほうがよっぽど
気の利いた発言をする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061110-00000748-reu-bus_all
日銀は次回会合で現行政策維持、IT調整の行方など議論へ
［東京 １０日 ロイター］ 日銀は、１５・１６日に開く次回金融政策決定会合で、経済や物価の先行き見通しが日銀の描いた標準シナリオに沿っているか、慎重に点検する。中でもＩＴ調整の現状・行方や米経済の見通し、国内の賃金動向などは主要なポイントになる見通しだ。
これまでのところ前回会合から大きな環境変化がないことから、翌日物金利を０．２５％前後にするという現行政策は維持する見通しだ。
福井俊彦総裁は、経済・物価が標準シナリオに沿って動くなら、利上げが必要との姿勢を明確にしている。１０日の衆院でも「経済が標準的なシナリオ通り動いた場合、ゆっくりと政策金利を調整する」との考えをあらためて示した。１０月末に展望リポートで標準シナリオを示しており、１１月の会合以降は、この見通しに沿って経済や物価が展開するかどうかの点検を行うことになる。
日銀内で注視しているのは、ＩＴ調整や米経済の行方、賃金の動向が中心だ。
９月鉱工業生産でＩＴ在庫が急増したことは、日銀内でも意外感を持って受け止められた。９月の日本製半導体製造装置受注・販売統計速報値によると、販売額に対する受注額の割合を表すＢＢレシオは１．０８と、６カ月連続で１を上回るなど、ＩＴの環境に変調は見られない。番号継続制（モバイルナンバーポータビリティ、ＭＮＰ）や大型ゲーム機器発売前の一時的な要因の可能性はあるものの「これが本格的な調整の始まりか良く見ていきたい」（複数の幹部）とする声は多い。
米国経済については、住宅の減速は予想以上だったものの、消費への影響は軽微であり「住宅市場の減速が加速した８―９月時点に比べ、米国経済の先行き不透明感は後退している」（８日、水野審議委員）との見方も出ている。
ただ、米経済が予想以上に減速した場合、積極的な投資を続けているＩＴ関連の調整を中心に日本経済に影響を及ぼす懸念があるため、１１月下旬以降の米クリスマス商戦で米経済の軟着陸シナリオを確認したい意向だ。
もう一方、日銀が注意を払っているのは市場動向だ。福井総裁は７日、「基調としての経済・物価の動きに対する（市場と日銀の）認識が一致した時には、緩やかだが金利を上げていく」と述べ、追加利上げの判断に際しては、市場との景況感の一致が不可欠との認識を示している。
現時点では、インフレ懸念など利上げを急ぐ環境にはなく「市場にサプライズを与えずに行う」（幹部）という姿勢は変わっていない。
１０日発表になった９月機械受注は市場予想を大きく下回り、市場金利は一斉に低下した。設備投資に関しては「増勢は当面持続する公算が高い」（水野審議委員）とみているものの、弱い経済指標によって、市場は追加利上げ時期を後退させるような反応を示す。今後、マイナス成長の可能性も取りざたされる７―９月期国内総生産（ＧＤＰ）、原油価格下落の影響が出る消費者物価指数（ＣＰＩ）と続く。これらは過去の数字であり、日銀は基本的な判断に影響を与える可能性は低いと見ているものの「利上げをするならば、市場の織り込みは不足している」（幹部）との指摘もあり、市場が景気に対する弱気な認識を持ち続けるならば、利上げ判断に大きく影響することになる。
足元の弱めな経済指標と日銀の景気見通しとのギャップ、市場と日銀の景気認識のギャップ―――。これらがどちらに収れんするのか、１つ１つの経済指標を経ながら、探ることになる。
（ロイター） - 11月10日17時26分更新
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