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(回答先: 欧州中銀で岩田日銀副総裁発言・・・ 「(内需)を減速させているが、一時的な減速だ」 【ロイター】 投稿者 hou 日時 2006 年 11 月 12 日 05:21:51)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061110-00000771-reu-bus_all
機械受注の弱さは携帯が要因、設備投資の先行きと無関係
[東京 10日 ロイター] 9月機械受注受注が予想を大幅に下回り、エコノミストからは、日銀が「やや強め」と見ていた設備投資の先行きを疑問視する声が出ている。ただ、機械受注の下振れは携帯電話の影響が大きく、ある日銀筋は「携帯電話は耐久消費財。設備投資の増加基調が崩れると見るのはおかしい」と指摘している。
機械受注は、非製造業を中心に受注が減少した。非製造業では、携帯電話等の通信業や、鉄道車両を含む運輸業、その他非製造業の落ち込みが目立った。運輸業は、4―6月期の大型受注の反動とみられるほか、通信業は、番号継続制(MNP)を控えた携帯電話の買い控えが影響した。携帯電話のこうした動きは、9月生産で見られたIT在庫積み上がりの動きと整合的とも言える。
9月日銀短観でも設備投資の強さは確認されており「増勢は当面持続する公算が高い」(水野審議委員)との見方で日銀内はほぼ一致しており、機械受注を受けても、こうした見方に変化はない。
機械受注を受けて、長期金利は一時1.675%に低下、日銀と市場との景気認識は一層かい離した格好だ。加えて、政府と日銀の認識もずれ始めている。
内閣府は機械受注の判断を「このところ一進一退で推移している」と、今年3月以来の下方修正を行った。大田弘子経済財政担当相は10日朝の会見で「下振れリスクをやや注意する必要がある。上振れと下振れは同じ確率ではなくて、下振れリスクのほうをより注意したい」と、足元の景気に慎重な見方を示した。
7月のゼロ金利解除は、市場の観測が収れんしたほか、政府と日銀の景気認識がほぼ一致していたことで上手くいった面がある。「リスクが明らかになる前の利上げ」を行いたいとする日銀にとって、政府や市場との対話が、今後、一層重要になってくる。
(ロイター) - 11月10日19時7分更新