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(回答先: 日銀、追加利上げ見送りへ…消費・物価さらに見極め 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2007 年 1 月 18 日 05:14:52)
「為替」 強い米経済指標&べージュブック受けてドル高止まり、原油反発/ニューヨーク外国為替市場概況
1月18日7時36分配信 フィスコ
「強い米経済指標&べージュブック受けてドル高止まり、原油反発」ニューヨーク
外為市場概況 2007年1月18日(木曜日)−株式会社フィスコ 平松 京子/片山 善
博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*07:34JST 「強い米経済指標&べージュブック受けてドル高止まり、原油反発」
【ロンドン市場概況】
17日のロンドン外為市場では、ドル・円、ユーロ・円でポジション調整とみられ
る売りが優勢になり、ドル・円は120円69銭から120円34銭まで下落し、ユーロ・円
も155円98銭から155円52銭まで下落した。
イギリスの12月雇用統計で平均所得伸び率が予想を下回ったことをきっかけに一
時ポンド売りが優勢になり、ポンド・ドルは1.9660付近から1.9631ドルまで下落、
売り一巡後1.9678ドルまで買い戻された。ドル・スイスは、ユーロ・スイスの買い
が出たことで1.2474フランから1.2500フランまで上昇、ユーロ・スイスは1.6132フ
ランから1.6148フランまで上昇した。ユーロ・ドルは1.2914ドルから1.2934ドルで
取引された。
【経済指標】
英・12月失業率:3.0%(予想3.0%、11月3.0%)
英・12月失業者増減数:前月比-5500人(予想-3000人、11月-5700人)
英・12月平均所得伸び率:前年比+4.1%(予想+4.2%、11月+4.1%)
独・12月消費者物価指数確報:前年比+1.4%(予想+1.4%、11月+1.5%)
ユーロ圏・11月貿易収支:+31億ユーロ(予想+20億ユーロ、10月+24億ユーロ)
ユーロ圏・12月消費者物価指数改定値:前年比+1.9%(速報+1.9%、11月+1.9%)
【要人発言】
ブラウン英財務相
「先週の英利上げ、予防的な措置」
ヒル米国務次官補
「6カ国協議再開に向けた米朝首席代表協議は有益だった」
OPEC筋
「緊急会合開催の計画、今のところはない」
安倍首相
「力強く安定的な経済という政府との目標の中、日銀は適切に判断すると信じてい
る」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:120円69銭、ユーロ・ドル:1.2915ドル、ユーロ・円:155円82銭、ポン
ド・ドル:1.9655ドル、ドル・スイス:1.2509フラン
【ニューヨーク市場概況】
17日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は11月対米長期証券投資の買い越し
額減少を受けて120円76銭から120円50銭へ下落したが、予想を上回る12月鉱工業生
産や昨年7月来の水準に改善した米1月NAHB住宅建設業者指数、緩やかな景気拡大を
示した米地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けて120円65銭前後に戻して引け
た。
ユーロ・ドルはPPI発表後のドル買いに1.2897ドルまで下落したが、ドイツが07年
GDP見通しを引き上げるとの観測などにショートカバーが強まり1.2951ドルまで反発
し、1.2935ドル前後で引けた。ユーロ・円はユーロ・ドルの動向に連れる形で155円
63銭へ下落後、156円22銭まで反発した。ポンド・ドルは1.9645ドルから1.9723ドル
まで上昇し、ドル・スイスは1.2515フランから1.2454フランまで下落した。
【FF先物米金利変更織り込み率】
3月までの利下げ確率0%←2%
6月までの利下げ確率16%←28%
【原油市場】
原油相場は1年半ぶりの安値から反発。サウジアラビアが追加減産を協議するため
の臨時総会開催に反対する姿勢を示した影響などから軟調スタートとなったが、下
値節目50ドル処での底堅さを確認したことから買戻される展開に転じた。また、本
日の反発局面ではリーマン・ブラザーズが「07年の原油平均価格は71-76ドルにな
る」と強気な相場見通しを示したことも買い材料となっていたようだ。NY原油先物
価格は50.60ドルまで下落後に反発し、52.24ドル(前日比+1.03ドル、+2.0%)で取
引を終えた。
【株式市場概況】
NY株式相場は下落。12月生産者物価指数の上昇率が予想を上回ったことで朝方か
ら上値の重い値動きとなり、一部ハイテク企業の決算が嫌気されて、引けにかけて
下げ幅を拡大する展開となった。セクター別では、エネルギーや耐久消費財・アパ
レルが上昇した一方、テクノロジー・ハード機器や半導体・同製造装置が軟調。昨
夕予想を上回る決算を発表したインテル(INTC)だが、AMD(AMD)との競争激化に伴
う利益率悪化が嫌気されて5.6%安。メリルリンチが投資判断を引き下げたシスコシ
ステムズ(CSCO)も軟調。原油価格が上昇に転じたことでAMR(AMR)やコンチネンタ
ル航空(CAL)などの航空会社各社も下落した。一方で住宅メーカーのレナー(LEN)
は赤字決算を発表したが、将来の需要回復に楽観的な見通しを示して4.4%高。ダウ
構成銘柄では、ゴールドマンサックスが投資判断を引き上げたプロクター&ギャン
ブル(PG)が上昇した。結局ダウは5.44ドル安の12577.15、ナスダックは18.36ポイ
ント安の2479.42で取引を終了。マーケット終了後にアップル(AAPL)が発表した決
算は、純利益が前四半期比78%増となるなど事前予想を上回ったが、時間外取引で
株価は小動きとなっている。
【通貨オプション】
オプション市場では、日銀金融政策決定会合を控えて高値圏で揉み合う相場動向
を受けて引き続き買いが先行しており、1ヶ月物変動率は6.750%から6.850%、3ヶ
月物は6.725%から6.775%、6ヶ月物は6.725%から6.775%へそれぞれ上昇した。
リスクリバーサルでは、ヘッジファンド筋などのドルロング買い持ちポジションの
下方リスクヘッジのための円コール買いが目立ち、25デルタ円コール・ドルプット1
ヶ月物は+0.300%から+0.250%、3ヶ月物は+0.600%から+0.550%へそれぞれ小幅縮
小、6ヶ月物は+0.725%から+0.745%へ小幅拡大している。
個別では、1ヶ月物の円コールオプション、123円ワンタッチオプション、更に新年
度入りで、超長期物の取引も活発で、2年物125円ストライクオプションの取引が話
題となっていた。
【経済指標】
米・12月生産者物価指数(PPI):前月比+0.9%(予想+0.4%、11月+2.0%)、前年
比+1.1%(予想+0.7%、11月+0.9%)
米・12月コアPPI:前月比+0.2%(予想+0.1%、11月+1.3%)、前年比+2%(予想
2.0%、11月1.8%)
米・11月対米証券投資状況:749億ドルの買い越し(10月同604億ドル←622億ドル)
米・11月対米長期証券投資状況:684億ドルの買い越し(予想同750億ドル、10月同
853億ドル←823億ドル)
米・12月鉱工業生産:前月比+0.4%(予想+0.1%、11月-0.1%←+0.2%)
米・12月設備稼働率:81.8%(予想81.6%、11月81.6%←81.8%)
米・1月NAHB住宅建設業者指数:35(予想33、12月33←32)
【要人発言】
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「ほとんどの地区で景気は緩やかな拡大」
「物価は緩やかに上昇」
「1/3の地区で価格圧力が弱まった」
「雇用は逼迫」
「ほとんどの地区で住宅市場は引き続き弱い。商業不動産は堅調」
「小売は緩やかに上昇」
「自動車販売は鈍い」
「製造業はほとんどの地区で拡大」
「賃金上昇は緩やか」
ミシュキン米FRB理事
「中銀は住宅価格目標を設定すべきでない」
「住宅市場が景気を押し上げる事となれば利上げ必要」
イエレン米サンフランシスコ連銀総裁(投票権無)
「政策金利は適切」
「インフレは好ましい水準を依然として上回っている」
「物価には過去の利上げの影響が完全に現れていない」
「米長期財政見通しに脅威」
「米潜在的成長は2.75-3.0%」
「米失業率の低さは政策当局者にとり危険信号」
「米失業率は年末までに5%近辺に上昇予想」
「市場の利下げ予想は理解できず」
「米経済下振れリスクは若干低下」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 120.65 120.76 120.34 120.68
ユーロ・ドル 1.2923 1.2951 1.2897 1.2938
ユーロ・円 155.91 156.21 155.52 156.13
ドル・スイス 1.2485 1.2515 1.2454 1.2474
ポンド・ドル 1.9646 1.9723 1.9639 1.9700
株式市場:
NYダウ 12571.46 12614.00 12550.55 12577.15
ナスダック 2489.33 2496.93 2475.83 2479.42
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 4.840 4.872
米国債10年物 4.747 4.781
先物市場:
NY金先物 621.8 634.8 620.8 633.3
NY原油先物 50.95 52.30 50.60 52.24
シカゴ日経平均先物 17210 17300 17190 17225
最終更新:1月18日7時36分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070118-00000002-fis-brf