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ロンドン、露スパイに毒 ポリトコフスカヤ暗殺に関連?
ロンドン、露スパイに毒’プーチンギャング団の仕業’(レップブリカ紙)
ボリス・ベレゾフスキー、元FSB高官殺害指令を出したのは
クレムリン・リーダー。
ポリトコフスカヤ記者暗殺を調査中の元諜報局員
イタリア人’連絡員’と食事後に不調を訴える
ロンドン発 -”民主主義を装っている先進8カ国リーダーのひとりが
こんな指令を出すなど信じ難い話だろうが、やつは悪党。 みんなそれを
理解すべきだ”。 不興をかって01年にロンドンに逃れたロシアの
オリガルキ、ボリス・ベレゾフスキーは遠回しな表現を使わずに、
謎の毒殺(未遂)の責任者としてウラジミール・プーチンを名指しする。
元露シークレット・サービス高官 アレクサンドル・リトヴィチェンコが
英国首都の病院で、2週間前から生死の境を彷徨っている。
運命の食事の前に、彼は10月にモスクワで射殺された友人、アンナ・
ポリトコフスカヤの事件の調査をしていた。
リトヴィチェンコが’不都合な人物’役を得ていたことは、我々にも
容易にわかる。 98年、エリツィン時代の影の参謀、オリガルキの
ベレゾフスキーの暗殺を命じたとして、ロシア当局を糾弾。 99年、
チェチェン戦争の新たな局面に突入することになった、一連の
モスクワテロ攻撃を裏で糸を引いていたとしてプーチンを告発。
KGBの後継組織FSBに長らく勤務の後、半年前に欧州に移住した
リトヴィチェンコは2ヶ月前よりロンドン在住。
元高官が体調不良を訴えたのは、イタリア人’連絡員’マリオと
ピカデリーの日本食レストランで昼食をとった2時間後。 現在
警察の監視下にある病院での面会に成功したサンデータイムス記者
によると、”注文したのは私。彼は何も食べなかった。いらいら
しているように見えた。彼に4枚の書類を渡され、すぐに読んで
欲しそうだったので目を通すと、ジャーナリスト殺害に関与したと
される名前のリスト、FSB上級職員のものもあった。公式書類
ではなくEメイルだった。 転送すれば済むのに、なぜロンドンまで
手渡しに来たかがわからなかった”。
食事の数時間後にリトヴィチェンコは初期症状を訴える。3日後に
Barnet Hospital に運ばれ、次いで ユニバーシティカレッジ
ホスピタルに移送された。 一連の毒物中毒検査の結果、致死性
毒物タリウムが浮かび上がる。 誰かが自分を亡き者にしようと
したと彼は確信している。 ”おそらく3日の間に心臓発作で
死ぬと考えたのでしょう”。
理論的には、タリウムで人を殺すには1グラムでこと足りる。
中東で殺鼠剤として使用されている無臭・無色の化学物質だ。
病院に彼を見舞った友人たちは、’まるで幽霊のようだった’と
語る。 生存率50%以下。静脈注射で命を繋いでいる。
金曜に面会したベレゾフスキーによると’10年も年をとった
ようだった’。
事件発生は11月1日だが、イギリスメディアが今になって
冷戦期78年にブルガリアの反体制派Gergi Markov がソ連工作員に
毒を塗った傘で刺されて暗殺された事件を引き合いにだして
報道を開始した。
スコットランドヤードは、’犯罪捜査課が毒殺の疑いで捜査中。
逮捕者なし。調査を続ける。 リトヴィチェンコは10月に
イタリアでよく知られた人物マリオ某からアンナ・ポリトコフスカヤ
に関する”重要情報を手にした”とのEメイルを受け取り、ロンドン
での会合を提案されていた’と発表。
メイルオンサンデー紙によると、問題のマリオの苗字はスカラメッラ。
おそらく”冷戦期のイタリアにおけるKGB工作活動を調査中の
イタリア政府ミトローキン委員会の顧問を務めるナポリ大学教授”。
背任罪で訴えられてロシアから亡命したリトヴィチェンコを
ミトローキン委員会で聴取したのは、まさにスカラメッラだった。
ベレゾフスキーは主張する。”プーチンのギャング団の仕業だ”。
06年11月19日
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