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(回答先: 都市のマオリ 加藤秀俊 19821020 季刊民族学 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 12 月 10 日 22:05:21)
kotetuさんへ
楽しく読ませていただきました。私はマオリ人(実際はパケハとの混血ですが)の夫と結婚し、マオリの社会に住むまで、マオリのことは、教科書、プラスアルファ−くらいしか知りませんでした。加藤氏の書かれたこの話は、ほとんどが 私がマオリらに囲まれて住みながら、自然に知った事が多く書かれており、(夫の父がマオリということに非常に誇りを持い、いろいろなことを話してくれた。)、改めて、日本語で確認した というヘンな気分です。
最後の方にワイヌイオマタの村とかかれていますが、ここは私も住んだ事がありますが、マオリの多い地域です。でも村というと、伝統的にマオリが住んでいたような誤解を与えますね。ここは、ウェリントン市が、中流家庭の住宅を校外に建設しようとして、開発した、もともとは人のあまり住んでいないエリアでした。丘に囲まれた盆地で、シティーにも行きづらく、ゲットーなんてよぶマオリもいるくらいです。
コハガ(加藤氏はコハンガ)といっていますね。は、こどもにしつけがきちんとできないといって、私の義理の妹は、こどもを行かせてはいませんが。色々と問題もあるのです。
そういえば、kotetu さんはラグビーには詳しいのでしたっけ。
オールブラックスのキャプテン、のタナ ウマガはここ出身ですよ。
マオリの伝承を知るためには、あと刺青(マオリ語でモコと言う)を知るのも一つの手です。
この形、デザインが それぞれのファミリーの歴史、物語を語っているのです。私の親類のパートナーはこのマオリモコ伝統の継承者です。男性は顔全体に、女性は唇からあごにかけて入れるのです。もちろん身体にも入れます。
後、マオリだけではないですが、ポリネシア人の心というのかな、よりどころとしているのは、サーフィンです。kotetu さんはやりますか。私は好きですよ。ハワイ人は、ハワイが発生の地ということをとても誇りにしています。マオリも大好きですが、多くのマオリは、プロとかそれでお金をかせぐという発想がなく、サーフィンの大会には、あまり参加しません。うでは相当です。NZの波は世界的レベルですが、サーフィン自体がハワイと違って商業化していないので、ビジターはどこのビーチがいいか、またどうやって行くかもわからず、だから海外からはあまりNZに来ません。完全なローカルビーチになっています。面白いのは普通サーフィンでは あるビーチで そこのローカル以外は入りにくく、いい波には絶対乗れないのですが、マオリはNZのビーチ中、フリーパスです。 (きむたくは湘南で ローカルに殴られたしね。あ、関係ない話でした。)
とりとめもなくなってしまいました。
また、いつか聞いてください。