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いつの間にテロ=イスラム教徒になったのかなあ?
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投稿者 パルタ 日時 2006 年 11 月 04 日 10:17:47: BeExvDE2jO5d2
 

テロってイスラム教徒だけがやるものなんですかねえ。イスラム圏ばかりが問題で、在米テロ組織は問題じゃないんですか?↓

No.a6fhc500
作成 1998.1  アメリカでくすぶる白人至上主義勢力の実態
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc500.html
 ■■第1章:アメリカ社会の白人至上主義者
●アメリカでは1960年代における「公民権法案」の成立以来、人種を理由にした差別は法律で禁じられてきた。「公民権法案」の成立により黒人への差別は違法化され、多くの黒人議員や市長が当選することとなった。エンターテイメント業界においても、黒人のスーパースターが多く誕生し、黒人の地位は格段に向上。アメリカの人種差別は消滅したかに見えていた。KKKのような人種差別組織も、「公民権法案」の成立と共に勢力をなくして過去のものとなったかと思われていたのだ。
しかし、現実は違っていた。彼らはその後も表面だった動きこそ控えるようになったものの、依然としてアメリカ社会の中に深く潜行し、巨大な勢力を温存していたのである。

■■第2章:「クリスチャン・アイデンティティ」と「アングロ・イスラエリズム」
●宗教面では、白人至上主義者の多くは「クリスチャン・アイデンティティ」というキリスト教の一派を信仰している。
この「クリスチャン・アイデンティティ」の思想は、「聖書に書かれている『約束された民族』とは、実はユダヤ人のことではなく白人である『アーリア人』であった」とするものだ。そして、ユダヤ人、黒人その他の有色人種は神のたたりとして地上に送られた劣等人種であると考える。特にユダヤ人は、悪魔の子であるカインの末裔であり、したがって悪魔の血を持った「悪魔の子孫」であるというのが、彼らの主張である。いわゆる、白人至上主義、反ユダヤ主義の「聖書的理論付け」といえよう。
●この思想は「アングロ・イスラエリズム」と呼ばれ、もともとは1870年にイギリスでジョージ・ウィルソンという人物が主張したことから始まっている。そして、エドワード・ハインという男が、この考え方をアメリカに持ち込んだのである。このエドワード・ハインは、聴衆を前にしてこう主張した。「アメリカこそ、神の約束された土地であり、真のイスラエル国家はアメリカであり、アメリカ人には特別の使命がある」と。
そして1880年までには、W・H・プール、A・A・トッテン、J・H・アレンらが「アングロ・イスラエリズム」をアメリカ版の思想として普及させようと努力し、その過程で、「クリスチャン・アイデンティティ」は白人至上主義とキリスト教原理主義を合体させたのである。

●キリスト教原理主義に関して言えば、現在、アメリカには「ハルマゲドン」説を説く人気テレビ説教師が多数存在する。1985年10月に発表されたニールセン調査は「6100万ものアメリカ人が、自分たちの存命中に核戦争が起こることを防ぐ手立てが全くないと告げるテレビ説教師の番組をコンスタントに見ている」とした。人気テレビ説教師であるパット・ロバートスンの「700クラブ」(連日放映の90分番組)は1600万世帯、全米テレビ所有台数の19%が見ているという。(その放送局は彼のものである)
同様にジミー・スワガートは925万世帯、ジム・ベイカーは600万世帯……などなど、キリスト教原理主義をタレ流すテレビ説教師たちは、アメリカ社会では大人気である。

●なお、注意してほしいのは、白人至上主義者はキリスト教原理主義者であるが、キリスト教原理主義者=白人至上主義者ではないという点である。キリスト教原理主義者>白人至上主義者であり、白人以外のキリスト教原理主義者は世界に多く存在する。日本にもお隣の朝鮮半島にも多く存在している。
 
■■第4章:「アメリカ・ナチ党」

●アメリカのネオナチについて語る場合、ジョージ・L・ロックウェルに触れないで済ますわけにはいかない。
ロックウェルは、第二次世界大戦中は海軍のパイロットとして従軍し、朝鮮戦争のとき再度、召集され、このことが反共感情を培うことになった。彼はヒトラーの『我が闘争』を愛読し、1950年代に、はじめは「ダイ・ハーズ」と呼ばれる組織を通じて、その次には「全米保守機構連盟(AFCO)」と呼ばれるグループを通じて反共主義をかき立てられた。
その後、右翼の『アメリカン・マーキュリー』誌に執筆したり、ジョー・マッカーシーを支持したりしたが、やがて「統一白人党」のために働くようになり、「ユダヤ人の支配からアメリカを守る全米委員会」に加入した。そして、独自に「アメリカ・ナチ党」を旗揚げし、バージニア州アーリントンの自宅を党の本部にした。
●ロックウェルは何と言っても派手であることに才能があった。「アメリカ・ナチ党」の党員数は、おそらく3000を超えることがなかったろうが、指導者の派手さのために、実際の勢力よりはるかに強く、一般の注目を集めることになった。
ロックウェルは、「ユダヤ人を皆殺しにして、黒人をすべてアフリカに送り返せ」と叫んだため、彼はどこに行っても物議をかもした。ニューヨークに行けば、市長のロバート・ワグナーに演説を許可しないと言われ、ボストンに出かけてユダヤ映画『栄光への脱出』の上映を止めさせようとすると、映画を見に来た人々に石や卵を投げつけられた。オーストラリアヘの入国を拒否されたこともある。イギリスを訪れたとき、政府に入国を拒否されるのを避けようとしてアイルランドからこっそり忍び込むと、ただちに強制退去させられもした。
南部を巡回するときに乗るバスには、大きな文字で「我々はユダヤ共産主義を憎む」と書かれ、『栄光への脱出』の上映を止めさせようとしたときのプラカードには、「アメリカを白人の手に、裏切者にはガス室を」と書いてあった。
●ロックウェルは、黒人活動家も白人の保守主義者も批判し、機会があればいつでもユダヤ人を侮辱した。一度、治安紊乱罪で逮捕されて起訴されたことがあったが、そのときは皮肉なことに、ユダヤ人の弁護士に弁護され、黒人の判事の前で、100ドルの保釈金を積んで釈放され、公判では、弁護士が言論の自由を主張して無罪になった。

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 ■■第5章:「ナショナル・アライアンス」とネオナチのバイブル『ターナー日記』

●ウエスト・バージニアのヒルズボロ郡ミルポイントという静かな田舎町に、40万坪以上の広大な土地がある。「コスモセイスト・コミュニティ教会」と名付けられたこの土地には沢山の建物が建てられ、銃で武装した多くの人々が行き来している。彼らは白人至上主義者で、この世の終わり「ハルマゲドン」の到来を信じ、その日に備え多くの武器で武装しているのだ。
彼らはミルポイントの本拠以外にも、全米10ヶ所以上に支部を構え、数百人の中核活動家を中心に数千人といわれる支持者を擁している大グループを形成している。このグループの名は「ナショナル・アライアンス(国民同盟)」といい、ネオナチの巨大勢力である。
●この「ナショナル・アライアンス」を率いるのは、ウィリアム・ピアスである。彼は、物理学博士の肩書きを持つ元オレゴン州立大学の物理学教授で、元々は1950年代に結成された古参の極右組織「ジョン・バーチ協会」に属していた人物である。その後、彼はジョージ・L・ロックウェルの「アメリカ・ナチ党」に加入。ロックウェルが暗殺されると、「アメリカ・ナチ党」のリーダーとなっている。その後1970年には、彼独自の組織である「ナショナル・アライアンス」を設立。ウェスト・バージニアのヒルズボロ郡に本拠を置き、「ユダヤのいない白人の理想郷」を築き上げてきた。
●また、ウィリアム・ピアスは『ターナー日記』の著者で、彼の思想は他のネオナチたちに大きな影響を与えている。
『ターナー日記』は白人による革命の物語である。この中では、主人公ターナーの属する「オーダー」という地下組織が白人至上主義政権を設立するために、ユダヤに支配された連邦政府に対して革命闘争を行なうストーリーが描かれている。
小説の中身は全編にわたってユダヤ人や黒人をはじめとする有色人種に対するイヤというほどの憎悪と暴力で埋め尽くされている。描かれた場面も描写も残酷そのもの。刺殺、射殺、そして暴行を受けた後に首を吊るされる有色人種が次から次に出てくる。
わずか211ページのこの小説は白人至上主義者たちに大きな共感を呼び、今では彼らのバイブル的存在になっている書物である。発売してから20万部以上が売れたという。
●ウィリアム・ピアスはまた『誰がアメリカを支配しているか』というパンフレットの中で、ユダヤ系マスコミによるアメリカ支配を非難して、過激な反ユダヤ主張を展開している。「公共メディアは我々を差別している」とウィリアム・ピアスは叫ぶ。「ユダヤ人にコントロールされたアメリカのメディアはアメリカだけでなく、世界的な問題となっているのだ」と彼はアメリカのマスメディアを非難している。
「ナショナル・アライアンス」は物理学教授ピアスの指導下にあるだけあって、ハイテクを使った宣伝活動に卓越したものを持っている。ユダヤ人の支配する公共メディアと対抗するために、彼らは独自のインターネットを開設するとともに、『ターナー日記』を始めとする出版物を自らの手で全米に配布しているのである。 
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略 
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■■第9章:全米に根を張る武装民兵組織「ミリシア」
略 
●ミリシアの特徴は徹底した武装にある。彼らの武器は何万丁という銃はもちろん、AK−47といったマシンガン、大量のダイナマイト等の爆弾と物凄い。一部の人間が武装していたオウム教団とは違い、ミリシアは老人から子供に至るまで全員が銃で武装しており、その武装ぶりはオウム教団を完全に凌いでいる。彼らは独自の軍事訓練を行ない、武装的には準軍隊並みのところもある。
●最も過激なミリシアと呼ばれている「MOM」は、ユダヤ世界金融エリートによる新世界秩序への恐怖感を中心にしている。彼らは、ユダヤの世界政府構想にのっとった連邦政府による銃狩りや国連によるアメリカの乗っ取りなどによって引き起こされるユダヤとの最終戦争「ハルマゲドン」の到来を信じているのである。
ミリシアたちの行動は、来たるべき「ハルマゲドン」から自分たちを守ろうという「サバイバリスト」の思想がその基本にある。彼らの多くは「怒れる白人」からなり、現在「MOM」は全米に1万2000名のメンバーを擁している。
略 
このうち45のグループはネオナチなどの白人至上主義者グループとの強いコネクションを持ち、特に「アーリアン・ネーションズ」の強い影響を受けているという。これらのミリシアは現在急速に組織を拡大しており、1995年には全米に15万人のメンバーを擁し、シンパは50万人に達していると言われている。
ミリシアのスポークスマンであるボブ・フレッチャーによれば、ミリシアはアメリカばかりでなく、オーストラリア、中国、そしてチベットにも組織され始めたという。
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■■第10章:白人至上主義者たちの反日感情と反日活動

●「公民権法案」で人種差別が厳しく禁止されているアメリカでは、公にはアメリカ人は差別的言動は一切しない。彼らは表面では「日本人は素晴らしい」と両手を挙げて歓迎するふりをする。しかし、自分の仲間だけになると、激しく日本人の悪口を口にする人がいる。
もちろん、良心的なアメリカ人は多くいる。根っから日本好きのアメリカ人もいるし、あらゆる偏見や人種差別をなくそうと積極的に努力している人も多くいる。しかし、そういった事から背を向けて、自らすすんで白人至上主義に染まっていく人がいることもまぎれもない事実なのである。白人至上主義に染まっている人からすれば、白人以外の人種は「泥人形」であって劣等的な存在でしかないという。ユダヤ人に対しては特に「悪魔の子孫」と呼んでいる。彼らは日本などに興味もないし、遥かに遠い存在なのである。
略 
●また最近では、こうしたアメリカの状況を知らない日本人留学生や旅行者が、ネオナチの犠牲者になる例も増加している。
1989年5月、テネシー州スイートウォーター市のテネシー明治学院正門前で、高さ2mの木製の十字架が燃やされた。「燃える十字架」は、KKKのシンボルで、襲撃を加える前の「警告」を意味する。この高校は、全米初の全日制日本人高校として開校したばかりだった。同学院は、思わぬ事件に大きな衝撃を受けた。千葉校長は「この一帯に白人至上主義の伝統が残っているとは思ってもいなかった」と語った。
●1990年10月には、コロラド州デンバーで地元に開校した帝京大学ロレッタハイツ校の6人の日本人学生が、公園にいるところをバットなどで武装したネオナチの若者に襲撃され、負傷した。デンバーはネオナチの影響の非常に強いところで、スキンヘッドの「プロパガンダ・マシン」「アメリカン・シチズンズ・ミリシア」「ナショナル・ムーブメント」「反ブラウン・ペリル学生連盟」などが本拠を置く保守色の強い町である。

●このデンバーから程近い同じコロラド州のボルダーでは、1995年の2月に日本人留学生の青柳裕子さんが白人青年に殺され、惨殺死体となって畑の中で見つかった。犯人の仲間にネオナチのメンバーが混じっていたという。
ボルダーはデンバーよりもさらにネオナチ色が強いと言われる白人の町で、ここには「ボルダー・カウンティ・ミリシア」「ガーディアンズ・オブ・アメリカン・リバティーズ」「パラディン・アームズ」などのミリシアが拠点を置いている。こうした保守色の強い町なので、白人ばかりの陪審員たちが犯人を無罪にするのを恐れて、結局、青柳さんのお父さんは司法取り引きに応じ、犯人は死刑を免れている。

●1992年の2月、中京大学の松田学長が、ボストンのウェスティン・ホテルに滞在中に何者かに殺害された。覆面をした男は同学長を射殺した後、何も取らずに逃亡したという。ボストンはスキンヘッド・グループの「ブルーダー・シュウェイゲン・タスクフォース3」や「イースタン・ハンマー・スキンズ」が本拠を置く知る人ぞ知るネオナチの町である。この事件は現地の一部でネオナチの仕業と言われている。
また、同じ月にカリフォルニア州ベンチュラ郡のカマリオでは、投資コンサルタントの日本人の開発業者が何者かに殺されている。殺人現場では刃渡り25センチのナイフが発見された。被害者は「日本人のお陰でアメリカの経済がダメになり、アメリカ人が職を失っている」という人種差別主義者の恐喝を受けていたという。この殺害された日本人はマーシャル・アーツの達人であるにもかかわらず、ナイフの一撃で殺されており、犯行は相当な腕のたつ者の仕業と見られている。

●事件のあったベンチュラ郡は白人の町で、ロサンゼルス暴動のきっかけとなった「ロドニー・キング氏暴行事件」の犯人の白人警官に対する裁判が行なわれたところである。この裁判では白人が多数を占める陪審員が白人警官への無罪判決を出してしまい、怒った黒人によるロサンゼルス暴動のきっかけとなってしまっている。裁判の行なわれたシミバレーはカマリオのすぐ近くで、殺人のあった年にはリチャード・パレットの「ナショナリスト・ムーブメント」というネオナチ・グループの大行進も計画された町なのである。

●全米でもっともネオナチの強い場所の1つといわれるカリフォルニア州オレンジ郡のハンチントン・ビーチのレストランでも、同じことが起こっている。日本人の若い女性の3人組がそのレストランに入った途端、白人の女たちに「ジャップ!」と罵声を浴びせられ、髪をつかまれて追い出されたのだ。これを見ていた他の白人客や店員も、止めるどころか「もっとやれ!」とはやしたてていたという。
このハンチントン・ビーチはサーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』で有名なサーフィンのメッカで、海沿いの美しい町である。しかし、ここは同時に白人の町で、「ウィ・ザ・ピープル」というミリシアの本拠地でもある。町の中心のメイン・ストリートはスキンヘッズが徘徊するので名高い。1996年の2月には、エリック・アンダーソンとシャノン・マーチン、および17歳の少年の3人のKKKが、海岸で出くわしたインディアンの青年をナイフで27回も刺して瀕死の重傷を負わせている。彼らはその前にも、町で日本人に対して悪態をついていたという。
●ネオナチに詳しい専門家は次のように述べている。
「アメリカでは一般に白人の多いところほど裕福で安全なエリアと言われている。たしかにその通りなのだが、有色人種にとっては少し話が違う。実はそういったところほどネオナチ色の強いところだからだ。彼らは少しでも有色人種が入ってくると、様々な嫌がらせや時には身体的危害を加えて、そこから追い出そうとする。だから、それを知っている黒人などは絶対にそんなエリアには住まない。ところが、日本人と来たら何も知らずに『まあ、素敵で安全そうなところ』と言ってそういう町にわざわざ住もうとするのである。『知らぬが仏』とはこのことである。」
●1992年10月17日、ルイジアナ州バトンルージュで、「フリーズ」という言葉とともに衝撃をもって報道された日本人射殺事件が起きた。
この事件はバトンルージュに留学中の服部剛丈君がハロウィンの夜にパーティーの家と間違って隣家のドアを叩き、家人のロドニー・ピアーズの「フリーズ!」(動くな)という警告が分からずに射殺され、大きな関心を集めた事件である。
●このルイジアナはかのデビッド・デュークの「ナイツ・オブ・KKK」の本拠地だったところで、アメリカにおけるネオナチの温床の1つである。特にバトンルージュは「ハイル・ビクトリー・スキンヘッズ」というスキンヘッドが本拠を置くネオナチの町である。ロドニー・ピアーズ本人もKKKのメンバーだったという。
翌年5月に開かれた裁判で、白人住民で構成された陪審員による評決は全員一致で「正当防衛」で無罪。裁判官が無罪評決を読み上げると、ピアーズ被告は家族と抱き合い、その周りで歓声と拍手が上がったという。(しかし、その後の損害賠償訴訟では服部君の遺族が勝訴した)。 ________________________________________
■■第11章:アメリカ保守層の根強い支持

●KKK、ネオナチ、ミリシアといった白人至上主義者グループを陰で支えているのは、巨大な政治グループであるアメリカの極右勢力である。アメリカのリッチな保守層を代表する彼らは、巨大な資金源と政治的影響力を持った大勢力である。彼らは議会で多数派を占める共和党を動かし、彼らの支持する保守政策を強力に押し進めている。
 略
●彼らの多くはキリスト教の原理主義を信仰し、反中絶、反リベラル、反移民、反バイリンガル教育といった様々な分野でネオナチと路線を同じくする強力なキャンペーンを展開している。アメリカの動きは彼らの動きを抜きにしては語れないほどだが、彼らの一部が直接、間接にネオナチを支持しているのはまぎれもない事実である。

●ネオナチヘの同調者は議会にも多い。アメリカの伝統的保守グループである極右勢力は、議会では主に共和党の右派勢力が代表している。テキサス州選出のスティーブ・ストックマン下院議員やワシントン州選出のジョージ・ネザーカット下院議員、アイダホ州選出のヘレン・チェノウェス下院議員などはミリシア支持の言動が多く、選挙でも白人至上主義者的スローガンを掲げて当選を果たしている議員たちだ。
また、共和党アイダホ州選出の上院議員ラリー・クレイグ、ノースカロライナ州選出のローチ・フェアクロス上院議員も、日頃からミリシア寄りの言動を繰り返している。
●また、アメリカの短波放送は、多くの愛国的かつ人種差別的な番組を放送していることで名高く、「右翼のCNN」と呼ばれているほどである。中でも有名なのが、キャスターのマーク・カーンケである。彼は右翼のダン・ラザー(CBSのトップキャスター)と呼ばれるほどで、反移民、反中絶といった右寄りのコメントを電波に乗せていることで知られている。ほかには牧師のビート・ピータースも人種差別的放送で名高い人物である。
●アメリカの内部事情に詳しい専門家は次のように述べている。
「ナチスがドイツの政権を握ったのは、彼らが一部の過激な政治集団だったからではない。ドイツでは、昔からドイツ民族(アーリア人)を最高のものとする『ドイツ主義』という考え方が支配的だった。一方、ナチスの思想もミュンヘンの財閥を中心とするドイツ保守勢力の考え方である『ドイツ主義』とその根本を共有していた。ナチスは決してドイツの一部の過激集団ではなかったのである。彼らはドイツそのものだったのである。
同様に、アメリカのネオナチも決して一部の過激派集団ではない。彼らの背後には、ネオナチと根本的に同じ思想──白人による社会支配を目指し、厳格なキリスト教原理主義と社会秩序を擁護し、同性愛、中絶、ロックンロールや黒人・女性の解放などのリベラル政策を嫌悪するなど──を共有するアメリカ開国以来の保守本流層が存在しているのである。こうした保守層は現在の連邦政府によるリベラル政策をネオナチ同様に心の底から嫌悪している人々なのである。
アメリカのネオナチの本当の恐さは、一部のカルトや一部の跳ね上がり分子による運動ではなく、彼らの活動が、こうしたアメリカの主流を占める保守グループとその政策を共にしている点にある。」以下略
ヘブライの館(THE HEXAGON)
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 より抜粋転載

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