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(回答先: Re:違うのではないか。日本には秘密警察も収容所もないだろう? 投稿者 パルタ 日時 2006 年 10 月 29 日 15:28:49)
そう言う意味ではないと思いますよ。パルタさんは知らないかもしれませんが、ほんの一昔前まで右翼と言う物は黙殺される存在だったんですよ。
そうですね、丁度オウムの事がメディアに取り上げられてから暫くたったあたりからですかね、時代が変わり始めたのは。
黙殺と言うのはですね、言論の自由なんて関係ないんですよ。
今では考えられない事ですが、メディアに右翼と呼ばれる人が出てくる事なんてありえませんでしたし、もちろん主張が取り上げられる事もありませんでした。政治家が右翼認定されればそれこそ政治生命の危機でしたし、最近あった核武装の是非も含めて議論すべきだなんて言う発言も、その時代でしたら問答無用で政治生命を断たれていた事でしょう。
自衛隊を軍隊と認めるべきだと言う、今では当たり前に交わされるであろう議論もやはりアウトでした。ここでメディアやその他いろいろな団体のかかわりを論じるつもりはありませんが、それらが互いに関わりあっておかしな時代がありました。
政治やメディアの世界だけではなく、一般の人々のいわゆる世間と言う物についても同じようにして推し量ってください。
右翼と言う物の扱いについて一言で言えば、右翼=絶対悪 そのような扱いでした。
メディアは言うに及ばず政治の世界でも、「お前は右翼だ」と言う発言、実に一般的な解釈としての「お前は悪だ」と言う、非難としての言説がまかり通っていました。
まあ、これは誰がそんなふうに言ったんだなんて突っ込まれたら困ってしまいますが。
自分はかねてからいつか揺り返しが来るぞと思っていましたが、昨今、一般の世の中と言うものを見る限りはその影響が出ていると感じます。
メディアや政治は取り込まれているので、反動で完全に真逆に振り切ると言う事は無いとは思います、少なくとも暫くは無いと思いますが、これからどうなっていくかはわかりません。
そういう時代でしたから、憲法で認められていても世の中が認めない、そんな時代には言論の自由なんて関係なかったんですよ。
あと「一水会」については新右翼とは名乗っていますが、少し毛色の違う右翼、正直言えば自分としては右翼では無いんじゃないかと考えています。