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(回答先: 人権活動家毒死、殺人罪認定せず=文書偽造で禁固2年−インドネシア最高裁(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 10 月 04 日 22:59:22)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006100401000938
元操縦士に逆転無罪 インドネシア人権派毒殺で
【ジャカルタ4日共同】インドネシア最高裁は4日、同国の代表的な人権活動家ムニール氏=死亡当時(38)=を、オランダ行き国営ガルーダ航空機内で毒殺したとして殺人罪に問われた元同航空パイロットの判決で、禁固14年の1審、2審判決を破棄し、殺人罪については無罪を言い渡した。関連する文書偽造の罪では禁固2年とした。
事件はインドネシア情報機関による謀略との見方が根強い。「主犯」とされていた被告が無罪になったことで、真相究明を求める声が国内外で強まりそうだ。
9月のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の際も、欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長がユドヨノ大統領との会談で同事件を取り上げ、大統領は「捜査は続ける」と強調した。
ムニール氏は、旧スハルト体制下の民主活動家拉致事件などの責任を追及していたが、2004年9月、航空機内でヒ素入り機内食を出されて死亡。真相解明はインドネシア民主化の試金石として注目された。
検察は、書類を偽造して同乗したとされるこの元パイロットを起訴したが、背後関係は不明のまま。最高裁判決は「殺人について証明がなされていない」としている。