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(回答先: 米情報機関は、イラク戦争がテロの問題を悪化させたとみている 米紙が報告書を暴露 [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 26 日 16:51:55)
http://www.asahi.com/international/update/0925/007.html から転載。
2006年09月25日17時00分
米紙ニューヨーク・タイムズは24日、米政府の情報機関がまとめた機密分析報告書で、イラク戦争とその後の米軍駐留が、イスラム教過激派によるテロの脅威を地球規模で激化させた、と結論づけていると報じた。11月の中間選挙を前に、米国は安全になったとするブッシュ政権の主張が揺らぎかねないことから、ホワイトハウスや情報機関側が同日、「報道は全体像を反映していない」と異例のコメントを出した。
同紙によると、この報告書は、中央情報局(CIA)など米政府の16情報機関からのデータに基づいて、国家情報評議会(NIC)がまとめる「国家情報評定」(NIE)の一環で、「地球規模のテロの傾向――米国にとっての影響」と題されている。04年から作成作業を始め、今年4月に完成した。
同紙は報告書自体は入手していないが、作成や取り扱いにかかわった十数人の当局者らの話に基づく話として報じた。世界的にみたイスラム過激思想は衰退せず、「(国際テロ組織)アルカイダ指導部とは直接関係のない組織にまで拡大している」と指摘。1人の情報当局者は、「イラク戦争が全体としてのテロの問題を悪化させたと書いてある」と述べた。
だが、ロイター通信によると、ネグロポンテ国家情報長官は「報道はごく一部の結論しか伝えていない。情報機関が出す結論は包括的なものなのに、一部分だけを通じて眺めるようでは、全体の枠組みもゆがんで伝わってしまう」と反論した。