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(回答先: 米情報機関は、イラク戦争がテロの問題を悪化させたとみている 米紙が報告書を暴露 [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 26 日 16:51:55)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006092601000623.html から転載。
【ワシントン26日共同】米情報機関が「国家情報評価(NIE)」で、イラク戦争がテロの脅威を拡大させたと指摘したことをニューヨーク・タイムズ紙などが報じ、波紋を広げている。ブッシュ政権は「(報道はテロの全体像を)歪曲(わいきょく)している」(ネグロポンテ国家情報長官)と反論しているが、野党民主党がNIEの公開を求めるなど、中間選挙を前に「イラクとテロの関係」が再び大きな焦点となり始めた。
ブッシュ大統領は中枢同時テロ5年を機に「米国はより安全になった」と対テロ戦の成果を強調、支持率が40%台に回復する世論調査結果も出始めている。有権者の関心をイラクからテロにシフトさせる戦略が徐々に成功しつつあっただけに、「イラク戦争がイスラム過激思想の醸成を促した」との今回の報道にホワイトハウスは過敏なまでの反応を見せている。
米情報機関トップ、ネグロポンテ長官は24日「分析結果の断片を、狭いプリズムで眺めている」と報道内容を批判する声明を発表。スノー大統領報道官も翌日「イラクのほかにさまざまな要因が聖戦主義を拡大させた」と反論した。
一方、民主党は「イラクでの失政」を選挙戦の最大争点に定着させる好機と判断。政権批判を先鋭化させる方針だ。
上院情報特別委員会のロックフェラー副委員長(民主党)は長官に書簡を送り、機密扱いのNIEの公開を要求。また上院民主党は25日、イラクに駐留した陸軍第1歩兵師団司令官を務めたバティスト元少将らを招いた公聴会を開催、元少将はイスラム過激思想台頭の背景にイラクでの失策を挙げた。
これに対し、イラク戦争の旗振り役、チェイニー副大統領は遊説先で民主党のテロ政策を「敗北主義」と切り捨て、NIE報道で勢いづく野党をけん制した。
(2006年09月26日 16時34分)