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仏大統領「イラン核問題は外交で解決可能」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200609190002.html
2006.09.19
Web posted at: 11:26 JST
- CNN
パリ(CNN) フランスのシラク大統領はCNNの独占インタビューで、イラン核問題は外交で解決できると確信していると語り、国連安保理による制裁に慎重姿勢を示した。大統領は「対話の余地はまだ多く残されている。他の方向に向かうことを決める前に、この道を最後まで行った方が良いと思う」と語った。
国連安保理の常任理事国にドイツを加えた6カ国は今週、国連総会に合わせてイラン制裁決議案について議論する。シラク大統領は、イランにウラン濃縮停止を求める国際社会の努力は今のところ奏功していないものの、交渉による事態打開は依然可能と述べ、「対話はわれわれが正解に到達する唯一の方法だと今も確信している。われわれがいかなる摩擦も回避できる解決策を見つけ出せることを強く願う」」とコメントした。
シラク大統領はまた、イラクの治安改善に向けて米国と連携していく姿勢を表明。治安が悪化している現地情勢が、2003年のイラク開戦への反対を裏付ける結果となっているものの、米国から支援要請があれば応じる姿勢にあることを明らかにした。大統領は、イラクの将来がマリキ首相への支援や指針提示にかかっているとしたうえで、イラクについての自身の見通しは03年と同様に悲観的だと述べた。
シラク大統領はさらに、スーダン西部ダルフールで虐殺が行われているとするブッシュ米大統領の見解を支持する一方、200万人近い難民を生んだ3年間の紛争を解決するには慎重な外交政策が必要と指摘した。