★阿修羅♪ > 戦争84 > 672.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ローマ法王庁、ベネディクト16世発言で謝罪声明 【読売新聞】 投稿者 いいげる 日時 2006 年 9 月 16 日 23:10:46)
□世界で波紋広げる「ローマ法王発言」 渦巻く賛否両論 [アルジャジーラ]
・この記事の中にある『イスラム教シーア、スンニ両派による殺し合いが絶えないイラン』
という記述は『イラン』ではなく,『イラク』の間違いだと思われます。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2455595/detail
世界で波紋広げる「ローマ法王発言」 渦巻く賛否両論
【アルジャジーラ特約16日】ローマ法王ベネディクト16世のイスラム教に言及した発言が、世界的な規模で波紋を広げている。アルジャジーラネットに寄せられた数々の意見を紹介する。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
▽ティム・ストークス氏(英国)
「私は、個人的にはカソリック教に親近感を持っておらず、また、神からの人間へのメッセージを取り違えていることにも関心はない。しかし、今回のローマ法王の演説分を読む限り、何が問題なのかがよく分からない。法王はすべての宗教に暴力への反対と広範な対話を呼び掛けただけだ」
▽スティーブン・ホール氏(カタール)
「イスラム教シーア、スンニ両派による殺し合いが絶えないイランで、どれだけのイスラム教徒たちが激しい宗派対立に反発しているだろうか。なぜ黙っているのか。にもかかわらず、気に入らない声明が出されると、怒り出すのだろうか」
▽シャーリー・パターソン氏(カナダ)
「今回の事態はローマ法王の無知を暴露した。イスラム教徒たちに分かってもらいたいのは、キリスト教徒ならだれでが法王に頭をたれるのでも、その言葉を信じているわけではないことだ」
▽フィル氏(英国)
「ローマ法王の論旨は明快だ。つまり、『宗教(どの宗教でも)の名の下での暴力は悪』ということだ。預言者に関してはキリスト教とイスラム教とは考え方が違っているが、法王はイスラム教における預言者の位置づけを誤解していたのだろう。でも、暴力とその邪悪な手段をなくすため、協力し合うことが重要だ」
▽アチェ氏(英国)
「世界中のイスラム教徒たちが、自らの信仰が批判されるたびに、『オオカミが来た』と叫ぶのをやめる時が来たようだ」
▽アンドリュー・ユスフ氏(米国)
「(イスラム教をやゆする)漫画が描かれ、批判が出たとき、ウンマ(イスラム共同体)は抗議し、それらを非難する。だが、パレスチナ、カシミール、チェチェン、ウズベキスタン、イラクなどのイスラム教徒たちが毎日、殺害されていることは問題視されていない。なぜなのか。(法王の)無知なるゆえの発言より、子どもが犠牲になっていることのほうがやりきれない」
▽マット・ヘンズリー氏(米国)
「ローマ法王は演説の中で、『預言者ムハンマドが世界に悪と非人間性をもたらした』という14世紀のキリスト教徒皇帝の言葉を取り上げた。よく勉強すべきだ。ムハンマドが悪と非人間性をもたらしたというなら、同じ時、カトリック教会も同じことをやったのだ。それは遠い昔のこと。法王の言葉は今の時代のことだ。イスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒、仏教徒...。誰もが冷静になるべきだ。どの宗教であれ、互いに尊重し、他の宗教信者が何を言おうと、無視することだ。妻はカトリック教徒で、私はプロテスタント教徒だ。通りの向かいに住む親類はイスラム教徒。私の息子はイスラム教徒の息子と大の仲良しだ。私たちは互いの宗教を尊重している」
▽ダグ氏(スウェーデン・バングラデシュ)
「怒っている。でもそれは違う怒りだ。イスラム過激派は目的達成のために、テロを実行しろと同教徒たちに求めるが、これに怒ったイスラム教徒たちからこれに抗議する声を聞いたことがない。これに怒りを感じる」
2006年09月17日00時08分