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(回答先: ローマ法王に公開討論参加を要請 反聖戦発言に反発のイスラム法学者 [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2006 年 9 月 15 日 18:07:22)
□[ローマ法王]「聖戦」批判演説にイスラム社会の反発広がる|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2451346/detail?rd
[ローマ法王]「聖戦」批判演説にイスラム社会の反発広がる
【ローマ海保真人】ローマ法王ベネディクト16世がイスラム原理主義の「聖戦」を批判した演説に対してイスラム社会で法王を非難する動きが拡大している。パキスタン下院議会が15日、法王に発言撤回を求める決議を採択したのをはじめ、イラン、インドネシア、トルコなどでもイスラム教指導者が反発し、一部が抗議行動を呼び掛けた。ローマ法王庁(バチカン)は釈明し、火消しに躍起になっている。
法王はドイツ訪問中の12日、大学での演説で「ジハード(聖戦)は神に反する」と述べ、テロの宗教的根拠を否定。さらに、イスラム教の預言者ムハンマドが「戦いの指揮により邪悪と残酷さをもたらした」という14世紀のビザンチン帝国皇帝の言葉を引用した。
ムハンマドに関する発言が特にイスラム社会で反発を招き、パキスタン下院議会は決議で「法王発言はイスラム教徒の感情を傷つけた」と発言の撤回を要求。また、イランの有力なイスラム教指導者は「法王はイスラム教を侮辱した」と非難した。
さらにロイター通信によると、インドネシアのイスラム教指導者は「法王はイスラム教を正しく理解していない」と指摘し、信徒に抗議行動を起こすよう呼び掛けた。トルコ政府の宗教担当高官も発言について「極めて遺憾だ」と述べ、11月末に予定されている法王のトルコ訪問に疑問を呈した。エジプトやヨルダンなどでも法王に謝罪を求める声が高まっている。
一方、パレスチナ自治区ガザ市にあるギリシャ正教会の施設では15日、小規模の爆発が起きたが、法王発言に対する反発によるものかどうかは分かっていない。
バチカンのロンバルディ報道官は声明で「法王はジハード思想について深く踏み込むつもりはなく、イスラム教徒の感情を害する気持ちもない。ただ、暴力のために宗教を動機とすることを明確に否定したいだけだ」と述べた。報道官は法王がイスラム教との調和を求める姿勢に変わりがないことを強調した。
だが、今年初めにはデンマークの新聞が掲載したムハンマドの風刺画をきっかけにイスラム教徒が世界規模で抗議行動を起こす騒ぎとなった。今回もキリスト教徒に対する反発がイスラム社会で膨らむ恐れがある。
2006年09月15日21時31分