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□ローマ法王に公開討論参加を要請 反聖戦発言に反発のイスラム法学者 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2450188/detail
ローマ法王に公開討論参加を要請 反聖戦発言に反発のイスラム法学者
【アルジャジーラ特約14日】ローマ法王ベネディクト16世のイスラム教に関する発言に対し、中東地域などのイスラム法(シャリア)学者らの間から反発と反論が相次いでいる。
カタール大学のシャリア学者、ムハンマド・アナシュ・クバイシ博士は14日、バチカン政庁書簡を送り、ベネディクト16世がイスラム教に関して発言した内容をテーマとする公開討論会に参加するよう求めた。
ベネディクト16世は12日、故郷のドイツ・バイエルン地方を訪れた際、イスラム教に触れ、同教の「ジハッド」(聖戦)を批判する発言を行った。また、同16世は「預言者ムハンマドは世界に悪と非人道性をもたらした」とした西暦14世紀のキリスト教皇帝の言葉にも言及した。
この発言に今、反発と反論が飛び出し、その急先鋒となっているのがクバイシ博士。アルジャジーラネットに寄せた書簡の中で同博士は、法王発言は東西間に文化的、宗教的衝突をもたらしかねないと批判。
その上で同博士は、「法王発言はイスラムの教えをまったく無視しており、その結果、同発言はアフガニスタンやイラクを侵略し、それを正当化している米国政府を喜ばせるだけだ」とも強調している。
また、イスラム教は武力を背景に広められたとの法王発言について、同博士は「イスラム教徒ではなかったイラン人、パキスタン人そしてインドネシア人らが同教徒になるよう強制されたのであれば、アラブ・イスラムが力を失ってから久しいのに、彼らはどうして今もイスラム教徒であり続けているのだろうか」と反論している。
さらに同博士は「中世の時代にイスラム教を広めたのはだれか。オスマン帝国であり、モンゴル帝国だったことをよく理解すべきだ。コーランには宗教・信仰は強制されないとの一節もある」とも指摘している。
最後に同博士は、今の時代こそ、宗教界の指導者が東西の溝を埋めるため全力を上げねばならないのに、法王発言はそれとは逆に、火に油を注ぎかねないもので、衝撃を受けると同時に、東西間の溝がさらに広がる可能性を懸念するとも述べている。
法王発言に反発しているのはクバイシ教授だけにとどまらず、クウェート、トルコ、パキスタンなどのイスラム学者らからも反論が出ている。ドイツ訪問中、ベネディクト16世は「暴力は神の本質とは相容れない」とも発言した。
今回の事態に対しバチカンの報道担当者は、法王発言がイスラム教を厳しく批判したものだとは考えていないと指摘、法王発言が起こした波紋の食い止めに努めている。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年09月15日16時40分
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ローマ法王里帰り、ドイツ・バイエルン州訪問
【ベルリン=三好範英】ローマ法王ベネディクト16世は11日、就任後初めて生まれ故郷の村であるドイツ・バイエルン州のマルクトルを訪問した。
マルクトルでは、数千人の人々が法王を迎えた。法王は1927年に洗礼を受けた教会を訪れ、洗礼盤の前でしばし祈りを捧げた。
法王は、9日から6日間の日程で、バイエルン州を訪問、ミュンヘンなど各地でミサを行っている。地元紙によると、期間中、約50万人がミサなどに参加するという。
法王は2005年8月に就任後初の外遊でドイツ・ケルンを訪問した。その後ポーランド、スペインを訪問した。
(読売新聞) - 9月12日12時9分更新