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(回答先: ロンドン未遂テロ情報操作:モサドが介在? 投稿者 さすれば 日時 2006 年 8 月 22 日 03:05:30)
あなた自身がTATPで爆弾を作ってごらん
トーマス・C・グリーン
8月10日に演じられたブレア政権によるテロリストの陰謀はまったく信頼できない。小説家トム・グリーンは、冗談ではなく、イスラム戦士が材料を民間機内にこっそりと持ち込み、トイレに3時間引きこもって爆弾を製造することの難しさを想像する。
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飛行中の航空機を爆破させるため、十分な量のTATPを製造することすら、主要なメディアが述べているほど単純ではない。トイレにそっと姿を消し、二つの無害な液体を混合すればよいといったものではない。
まずあなたは、十分な量の、そして適当な濃度の過酸化水素を入手しなければならない。それは純粋な状態で入手できるものではない。確かに、あなたは薬局で髪の染色材という形で買うことができる。しかしこの溶液は97%が水である。そのためあなたは過酸化水素を抽出するために液体を煮沸しなければならない。その時、あなたの即席の実験室で火事が起こってすべてが失われる危険がある。
しかしよいだろう。あなたは何らかの方法で適当に濃縮された過酸化水素を手に入れたとする。あとはアセトンと硫酸を入手するだけだ。これらは割にたやすく買うことができる。
深刻な話に移ろう。あなたの濃縮された過酸化水素と、アセトンと硫酸の各々を注意深く調合し、関税と空港の手荷物検査をひそかにくぐり抜けるためにソーダの瓶に入れるのだ。過酸化水素とアセトンは同じ瓶の中で混ぜ合わせつつ現場に到着すればよい。その場合液体を新鮮な状態に保つことが至上命令である。そこであなたは、飛行機の中で必要になる何パックものガラス瓶、温度計、クチバシのついた試験管、かき回し棒、ガラスのピペット、それに検量器を手荷物の中に入れて持ち運ばねばならない。
私はあなたにファーストクラスの切符を買うことを勧める。そして搭乗してすぐにシャンパンを注文するのだ。ちゃんとした航空会社ならば、シャンパン瓶を氷入れに入れて持ってくるだろう。氷と氷入れは役に立つはずだ。保温用包装剤があればなおよい。爆発に必要な濃度に達する以前にトイレの中で発火しないよう、
あなたの混合液を十分な低温状態に維持するためである。
航空機がいったん米国に向けて離陸したら、時間を空費するな。爆弾製造にはたいへん多くの時間を要するのだ。あなたの道具一式をひそかにトイレに運ぶのだ。トイレに閉じこもったら、シャンパンの氷入れの中に目盛り付き試験管を置き、最初の瓶からゆっくりとアセトンと過酸化水素の混合液を注ぎ入れる。それから試験管に温度計を入れ、ピペットを使い、2本目の瓶から一滴一滴静かに硫酸を加える。事前に酸素マスクを着け、水中眼鏡をかけねばならない。なぜなら発生する蒸気が腐食性で、その間中もう一方の手で混合液をかき回していなければならないからだ。また一方の目で常に温度計を注視していなければならない。もし混合物が熱くなり過ぎると、弱い力で爆発してしまうのである。あなたは死に、飛行機のトイレの中で少しの被害が出ておしまいになる。
硫酸を一滴ずつ加えながら、数時間の後、やっと目的のTATPを得ることができる。その間、空間に立ち込める酸性の霧によってあなたが窒息せず、他の乗客に気づかれず、乗務員か乗客がトイレのドアをドンドン叩かなければである。−−−−何も起こらなければ、真の奇跡だ(あなたが真に神の戦士であることの証明である)そして後は約2時間半かけて混合物を乾燥させるだけである。
(以下略)
http://www.voltairenet.org/article143141.html