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(回答先: タリバン、アフガニスタンを再奪取(インディペンデント紙)【悪の枢軸=ならず者国家=米英イスラ、の策謀ここでも破綻】 投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 21 日 00:13:07)
>ヘルマンド州では、タリバンが地域のほとんどを支配しているのだが ― ただし自治体を除いては ― 4,000名のイギリス軍が存在するにかかわらず、70才の女性とその息子が、政府をスパイした罪で、タリバンによって絞首刑になった。
証拠がない限りビンラディン容疑者を引き渡すことはできないと言っていたが、交渉の余地は残していたのだ。本当に米英がアフガンで上記のような悲劇を防ぎ、タリバンの独裁からアフガニスタンの女性、性的少数派、少数民族を救いたいと願っているなら、もっと違う対処をしていたのではないか。アフガン戦争もイラク戦争も一方的な攻撃から始まった。ビンラディンもオマルも911直後日本の左翼人士のように「イスラムの怨念の爆発だ」とか「ざまあみやがれ」などとは言ってないが、攻撃するなら徹底抗戦するとは言っていた。その通りになっただけだ。
同様のことはハイチ、イラク、レバノンでも起きている。本当に女性や少数民族のことを考えているなら、もっと現地の医療や教育を重視するはずだが、米軍は侵攻先で何か良いものを少しでも残しただろうか?民主化の名の元にNGOや医療スタッフの妨害をしてきたのが米軍ではなかったか?アフガン人にタリバン以外に頼るものをなくさせたのは誰だったのだろうか?80年代にアフガンが麻薬のメッカになり、地雷だらけになった時点では怒らなかったのであれば、今更大仏が破壊されても怒りようがないというものだ。それまでの間にも米ソの破壊工作でアフガンの文化財と生活基盤は十分に破壊されてきたはずだ。タリバンは難民キャンプが故郷なのだ。
アメリカがスーダンでもスリランカでもカシミールでもコンゴでも役には立たなかった。そもそも安保理大国米英仏中露は武器輸出大国でもあり、「テロとの戦い」などと言っても、本気で戦争状態をなくそうなどとも思ってないから。大国とは一体何なのだろうか?