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受験参考書にならって・・・「パンケーキ崩壊」説の崩壊:要点の超まとめ!!
私は、『その通りだ!』の「暇人ペテンを叱る」さんのご投稿は常日頃から「意図的な反面教師の演出」だと思っております。
下の方にあるご投稿もきっとそうなのでしょう(笑)。
http://asyura2.com/0601/war83/msg/933.html
ちょっと待てよ、パンケーキ効果でないと説明がつかんぞ!
だって、誰が見ても、本文の内容は「爆破解体説には無理がある」ことの説明であって(それも全く見当違いの)、「パンケーキ効果でないと説明がつかない」ことの説明にすらなっていないわけです。これは「暇人ペテンを叱る」さんお得意の「茶化し投稿」だと理解します。
さてそれはともかく、AMLはおいといても、2チャンなどでは相も変らぬ愚論の連続で、どう見ても三流高校受験生レベル、せいぜいが三流大学受験生レベルの、何の軸も論点も無いおしゃべりです。
最初に検討しなければならないのは「重力によるパンケーキ崩壊」が正しいかどうか、です。そして、もしそれが間違っているのなら次は何か、という順番なのであって、「パンケーキ」と「サーマイト(テルミット)」と「水爆」を、いっぺんにゴチャゴチャにして議論するものだから、訳が分からなくなるばかり。
読む人の思考を意図的に混乱させる目的のものも当然混じっているでしょうが、日本の学校教育で『思考の方法論』についての訓練がほとんど為されていないことも、大きな原因となっているように思います。
そこで、ちまたの受験参考書・問題集にならいまして、「パンケーキ:要点の超まとめ」といきましょう。
(参照)
http://asyura2.com/0601/bd45/msg/407.html
9・11真相究明は「一点突破」に徹底すべし:方法論の混乱は究明を混乱に陥れるのみ
●「パンケーキ崩壊論」はサバイバルできるか?
いまだに「パンケーキ」大好きな人には、いっぺん次のような設問をぶつけてみてください。
「パンケーキ」が正しい、というためには、次の条件が必要です。
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(1)起こった事実をすべて、「パンケーキ」(あるいはその部分修正)で説明できること。
(2)「パンケーキ」以外の説では決して説明できない、という現象があること。
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まず、(1)の『起こった事実をすべて、「パンケーキ」(あるいはその部分修正)で説明できる』かどうかです。これができなきゃ、(2)の「他の説との比較」もクソもありません。その時点でお陀仏です。
このサバイバル・ゲームの原則を確認しましょう。
【以下についての合理的説明をすべてクリアできたら、初めてこの説の生き残る可能性が認められる。】
【途中でダウンしたらこの説は自動的に消える。その後に初めて次の説の検討に移る。】
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【以下、ビデオや写真などは、今まで散々に取り上げてきましたので省略します】
設問:以下のA〜Lの現象を、パンケーキ説のみを用いて、合理的に無理なく筋を通して、説明せよ。(ただし、パンケーキ説の部分的な修正は可とする。)
A:地震計の測定で、WTC(第1、第2ビル)崩壊時に瞬間的な激しい振動(スパイク)が起こっている。
B:第1ビル、第2ビル、第7ビルともに、火災はビルの一部のみで起こった。
当然、各ビルの鉄骨はその火災部分のみが高温にさらされたはずである。
そして各ビルは、すべて、平等に、どの部分もほぼ偏り無く、崩れた。
C:第7ビルには飛行機の激突が無かった。火事も普通のビル火災程度のものだった。
そして、ビル全体がほぼ同時に下の方から崩壊していった。
(細かく言うと、真ん中の部分がわずかに早く、次に左右均等に落ちて行った。)
D:ジェット燃料の火災では鋼鉄は決して溶けない。
そして三つのビルの倒壊跡に熔解した鋼鉄の溜まりが見つかっている。
E:倒壊跡で見られる鉄骨には溶かされて断ち切られた跡を持つものがある。
F:第2ビルの倒壊開始直前に熔けた鋼鉄が流れ落ちているのが見られる。
G:第2ビルで、上層約40階分が回転しながら落ち始めた。
しかしその塊が斜め下に向かって転がり落ちることはなかった。
H:倒壊の最初から鉄骨とビル建材の粉塵が大きな速度で横の方向に飛び出していった。
(参照:「パンケーキ」では、働く力は下方向の重力のみである。)
I:鉄骨を除くビルの建材は小麦粉並みの粉末にまで砕けた。
(参照:「パンケーキ」で存在するのは重力の位置エネルギーのみである。)
J:人の遺体はもとより、ビル内の家具や機械類まで、原型をとどめたものがほとんど見当たらなかった。
(参照:「パンケーキ」で存在するのは重力の位置エネルギーのみである。)
K:各ビルは、上のH,I,Jで大量のエネルギーを使いながら、なおかつ、およそ自由落下(何の抵抗も無い状態で重力によって物が落ちること)の速度で崩れた。
L:三つのビルすべてで、崩壊の直前にビルの壁面から水平方向の「噴き出し」が次々と連続して起こった。
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まあ、あと細かいことはあるのですが、もうこの程度で十分でしょう。さあ「パンケーキ崩壊」説はサバイバルできるのか? まあ、上のA〜Lのうち、一つでも突破できたらめっけものでしょうね!
ついでに付け足すと、第1と第2ビルで、中心部のエレベーター・スペースにジェット燃料が燃えながら下まで落ちてコアの鉄柱を弱めた、という屁理屈を信じ込ませているネオコン詐欺師(ブッシュ政権のチャートフ国家保安局長官の親族)もいますが、エレベーター・スペースは途中で3箇所に区切られており、それは不可能です。しかも政府系の研究機関も、ジェット燃料は最初の数分で大半が燃え尽きた、と試算しています。詐欺にご用心!
もう一つついでに、突っ込んで爆発・炎上した飛行機にいたはずの「自爆犯」のパスポートが無傷で見つかったのだが、これはなぜなのかな?
専門の人でなくても、およその勘でも見当が付くようなことばかりではあるのですが、上の一つ一つを正確に理解するためには、最低でも高校の物理をマスターしておく必要があります。こればかりは申し訳ないが。