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9・11真相究明は「一点突破」に徹底すべし:方法論の混乱は究明を混乱に陥れるのみ
9・11事変が極めて幅広い「裾野」と巨大な影響力を持つものだけに、世界中の911真相追究を見ていると、その追及対象が非常に幅広いテーマに及んでいるようです。しかしそこには大きな「落とし穴」が待ち構えているでしょう。
911事変を取り巻く様々な出来事の中には、まだ十分にデータがそろっておらず推測はできても断定までには至らないものも数多くあります。もしそれらを断定的に論ずるならば、必ず揚げ足取りの対象となり、逆に解明の足を引っ張るのみになるでしょう。
私が以前から申し上げていることですが、このような事件の真相解明は、「誰にも文句の付けようの無い明白な事実」を徹底して押し通すことからのみ、展望が生まれてくるように思います。
さまざまな側面を持つ事件ですので、日本で真相究明を行っている人々も多くのことを言いたいのはよく解るのですが、「敵の弱点」を徹底的に突きまくるのが戦いに勝つ極意でしょう。ナポレオンの戦術です。
では9・11に関して「敵の弱点」とは何か? 明白に起こった物理的な事実を「公式見解」が説明できない、という点です。ガリレオ以後の物理学の法則をとことん無視しない限り、WTC(1,2,7)崩壊とペンタゴンの破壊のされ方を説明できない点です。
これは敵としては防御の仕様が無い(強権を用いて黙らせるか、メディアを総動員してデタラメを宗教的に信じ込ませる以外には)箇所なのです。他の箇所に関しては少々の矛盾や不確かな点があっても強引に筋をつけさせることが不可能ではないのですが、上記の2点については敵もどうしようもないのです。
「WTCパンケーキ」や「ペンタゴンへのボーイング激突」は、すでに理論的には完全に破産しているのですが、追及側がここに徹底して集中してまずここをバラバラの粉微塵にしてしまうことを実行する前に、欲張ってその他の様々な攻撃対象に手を広げているために、この敵の一番弱いところが未だに崩されていないのです。
阿修羅の中でこんなことを語ってもしょうがないでしょうが、しかし阿修羅の記事は意外と多くの真相解明に携わる人々の目に触れているようですので、9・11事変5周年を目前にしたこの時期に、私はこのように強調しておきたいと思います。
(参照)
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/792.html
9・11事件を判断するための明確な視点を持つべきです
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/850.html
史上最悪の似非(エセ)科学『9・11:WTCパンケーキ崩壊論』の大崩壊!!
しつこいようですが、もう一度方法論をまとめておきます。
根拠とすべきことの優先順位は、
@事件後に人の手が加わっていない物体に残された「物的証拠」
A操作・改ざん・捏造の疑惑の無いことが明らかにされた写真、ビデオ、観測記録、等
B操作・改ざん・捏造の疑惑の無いことが明らかにされた文書記録
C事件を直接に見た人物による目撃証言、直接に関与した人物による状況に関する証言
それ以外の、例えば「被害者の心情告白」などは、事実の解明に何一つ根拠を与えるようなものではないため、真相解明作業では一切取り上げない。
まず@が最優先され、それが存在しない場合にはA続いてBが優先される。Cは、@や、AおよびBを補強する場合にのみ補助材料として使用され、@,Aと矛盾するものは参考資料として保存するのみとする。(新たな物証などが出てきた場合には役に立つこともありうるため破棄はすべきでない。)
次に論理の進め方ですが、下記の原則を、何の例外も認めずに貫かねばなりません。
1:仮説は幅広く自由に作られるべきであり、仮説の立て方に制限を設けてはならない。
2:仮説は先ほどの@あるいはABによって証明されなければならない。
3:@あるいはABの中に、その仮説と矛盾する要素が一つでもある場合には、その仮説を修正して矛盾を解決しなければならない。
4:修正では@あるいはABとの矛盾が解決し無い場合は、その仮説は破棄されなければならない。
5:仮説は「証明可能」であると同時に「反証可能」でなければならない。
6:入手しうるあらゆる根拠と矛盾しない仮説が複数存在する場合には、最も単純に筋を通すことが可能なものを優先させる。ただし他の仮説を破棄してはならない。新たな根拠が発見された際にそれが優先されることがありうるからである。その新たな根拠が発見される可能性が無い場合には、先の仮説を確定的なものとできる。
5の「反証可能」とは、例えばこんなことです。生物の進化の理由を「神の(あるいは知的計画者の)計画によるものだ、という仮説がありますと、その神は「万能」でありあらゆることを「可能にする(つまり新たな事実が見つかってもすべて神の計画であると説明できる)」ため、新たな事実を発見して「そうではない」と反証することが、最初から不可能なものです。つまり議論が最初から成り立たず、「その神を認めなければ神罰を下す」という以外にはならないものなのです。このようなものは「反証可能」といえません。
科学の論理はたとえどのように完成されていると見えるものでも、新たな事実によって常に反証が可能なのです。だからこそ、可能であるのに反証に足る事実が見つからない場合には、十分な説得力を持ちうるわけです。
ただし実際には、世の中には「科学」を語りながら、反証に足る事実を故意に無視するケースが数多く存在します。たとえば医学でも、東洋医学の鍼灸などは今までの医学では説明できないことが多いのですが、しかし事実として存在するものです。それを無視するのは、科学とは言えません。
同様に、9・11でのいわゆる「パンケーキ理論」「ペンタゴンへのボーイング激突」は、反証に値する事実が溢れるほどあるのにそれらをことごとく無視しています。これはもはや科学とは縁もゆかりも無い宗教話か講談話でしかありません。
だからこそ、これがいわゆる「公式見解」の最大の弱点であり、ここから突き崩していけば、一気に全体をバラバラにできる、唯一の有効な攻撃対象なのです。9・11真相解明作業は、この点を目標にして再構築されるべきです。その他のことは、その後それに付随して解明されるはずのことです。
アフガニスタン侵略以降、現在のイスラエルによるレバノン侵略、そして今後予想されるシリアとイランに対する攻撃と中東大戦争は、すべて「9・11イスラム・テロ」の邪説に基づいたものです。この米国とイスラエルによる世界破壊策動を食い止めるためには、9・11の嘘デタラメをバラバラに解体することが急務です。
そのためには上記に述べた『敵の最大の弱点に対する一点突破』に徹底しなければなりません。
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