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(回答先: 元神風特攻隊員が語る特攻の真実(1) (PJニュース) 投稿者 あややの夏 日時 2006 年 8 月 19 日 20:06:06)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2326800/detail
【PJニュース 08月16日】− (1)からのつづき。
PJ「とても合格率の低い難関に合格しなければならないのですね」
吉川「パイロットは兵隊の中でもある意味エリートと言える人材でした。それゆえパイロットの試験に合格したあとはそれまでとはまったく違う待遇が待っていました」
PJ「なるほど。具体的にはどんな待遇でした?」
吉川「それまで私は二等兵という最も位の低い兵隊だったのですがパイロット試験に合格したあとは見習い士官になったのです。いきなり6階級を抜き進級したのです」
PJ「6階級ですか!それは凄まじいですね」
吉川「本当にすごい事です。上下関係に厳しい階級制度の軍隊の中で昨日まで上司であった兵から敬礼を受け、いきなり将校の扱いを受けるのです。パイロットになれば給与も高いし、食料に関して言えば代用食など食べたことはありませんでした。鈴鹿にいたころは混ぜご飯や蕎麦やうどんばかり食べていましたが、パイロットになってからは毎日7品くらいのおかずにさらに戦時中であるにも拘わらず白米がでていましたね。場所も将校クラブというところで食べるのです。食事の場所からして違う」
PJ「試験に合格した後はどうなったのですか?」
吉川「そのあと熊谷陸軍飛行学校相模文教に入校してグライダーでの訓練を受けました。そして一月も経たないうちに館林に転属となり飛行訓練を受けました。そこで初めて飛行訓練を受けるのですが50時間以内に単独飛行ができない者は原隊に戻されるという厳しい条件がありました」
PJ「原隊に戻されるということは鈴鹿の気象教育隊に戻されてしまうわけですね。初めて飛行機に乗ってから50時間以内に独りで操縦をできるようにならなければならないとは厳しいですね」
吉川「そうですね。でも私は訓練時間およそ8時間で単独飛行に成功しました。50人中5位以内に入りましたね」
PJ「飛行訓練を終えた後はいよいよ戦闘員として働き出したのですか?」
【つづく】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 大森 竜彦【東京都】
http://image.news.livedoor.com/newsimage/8/a/8ed0ea95187e2f2232-m.jpg
実際に身につけていたパイロットバッチ。(撮影:大森 竜彦)