★阿修羅♪ > 戦争83 > 824.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ユダヤ勢力、アルゼンチンの歴史を捏造してヒズボラに因縁付け(ボルテール・ネット)
8月16日付のボルテール・ネット(スペイン語版)からです。
ただこの記事を理解するためには予備知識が必要です。次の拙稿をご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://asyura2.com/0510/war76/msg/236.html
CIAとモサドの南米「対テロ戦争」(『劇団‘与太’南米公演』)計画実行間近か?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1992年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでイスラエル大使館が爆破され、そして1994年にはブエノスアイレスのユダヤ人組織本部が爆破されて85名の死者と250名の負傷者を出したのですが、犯人は見つからず、ADLなどのユダヤ組織はこの事件の犯人をイランであると決め付けました。もちろんイランは否定したのですが、ユダヤ組織は近頃になってその矛先を今度はヒズボラに向けたのです。
アルゼンチンの最高裁はユダヤ組織の訴えを退けてヒズボラの関与を否定しているのですが、もちろん一国の裁判所の裁定など気にかけるような連中じゃない。自分らの都合よいように他国の歴史を書き換えるのを当然と心得るヤツラです。
アメリカ・ユダヤ委員会は今度の戦争でイスラエルを痛い目に合わせたヒズボラに難癖をつけるために、アルゼンチンの歴史の捏造をするようにアルゼンチン当局者に圧力をかけています。また彼らと一体化しているブッシュ政権としては近頃米国に離反気味の中南米に対する攻撃の口実を作る目的も持っているわけです。
以下、スペイン語からの和訳です。
*****************************************************************************
http://www.voltairenet.org/article143084.html
AJC(アメリカ・ユダヤ委員会)は、アルゼンチン最高裁での敗訴にも関わらず、ブエノスアイレスでの襲撃でヒスボラを非難する
2006年8月16日
2006年の7月13日に、つまりイスラエルがレバノンに対する攻撃を開始した日なのだが、当紙は読者諸氏に、アメリカ・ユダヤ委員会がアルゼンチンの閣僚たちに対してブエノスアイレスでの襲撃の歴史を書き直すように圧力をかけたことをお知らせした。(http://www.voltairenet.org/article142151.htmlボルテール・ネット2006年7月13日付、ティエリ・メイサン筆「ワシントンはブエノスアイレスでの襲撃の歴史を書き直させようとたくらむ」:スペイン語)これは、1992年と1994年に起こったイスラエル大使館とユダヤ人組織本部の破壊事件へのヒズボラの関与疑惑を最高裁が退けた敗訴を受けて為されたことであった。
裁判所にこの判決を資料保存するように圧力をかけるためにオスカル・アブドゥラ・ビニ博士のグループがAJCに対して抗議を行ったにも関わらず、AJCは彼らの見方があたかも確定的であるかのようにふるまっている。
2996年8月14日に、アメリカ・ユダヤ委員会はCNNとFoxニュースで2週間かけてのキャンペーンを開始しているのだが、それはヒズボラを、レバノンの抵抗勢力の政党ではなく国際テロ組織である、したがって米国にとっての危険を代表するものであるとして、非難するためのものである。AJCは、ヒズボラに対するブエノスアイレスでの襲撃に関しての嘘だらけの難癖を、そのキャンペーンの根拠としているのだ。
*****************************************************************************