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(画像は、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイの国境が重なる「トリプレ・フロンテラ」)
CIAとモサドの南米「対テロ戦争」(『劇団‘与太’南米公演』)計画実行間近か?
少し前のニュースになるのですが、例の『劇団‘与太’自爆テロ・シリーズ、アンマン公演』のおかげで覆い隠された感のある出来事があります。
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http://asyura2.com/0510/war75/msg/1451.html
投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 11 月 12 日 17:40:21
11/10 10:27 94年テロはヒズボラの犯行 アルゼンチン 共同
【ハバナ9日共同】アルゼンチンからの報道によると、一九九四年七月にブエノスアイレス市内でユダヤ人協会本部が爆破され八十五人が死亡した自爆テロで、同国の検察当局者は九日、実行犯はイランと関係の深いレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ
のメンバーと確認されたことを明らかにした。 このメンバーはレバノン人のイブラヒム・フセイン・ベロ容疑者=当時(21)=で、米連邦捜査局(FBI)の協力を得て米デトロイトに住む同容疑者の家族の証言から特定したという。 事件ではアルゼンチン駐在のイラン外交官らの関与が疑われたが、イラン政府側は否定。事件の詳しい背景や首謀者はいまだに不明のままだ。
20051110 1027
[2005-11-10-10:27]
【引用終り】
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今まで「イラン!イラン!」と言っていたのが、今度は「ヒズボラの犯行!」だって!
あのアンマンでのホテル連続爆破にイスラエル(モサド+おそらくCIAが協力)が関与したことはほぼ間違いないことと思われますが、実は上記の『94年テロ』と書かれてある事件もモサドの関与が極めて(というか確実に)疑われるものなのです。
次の2つの阿修羅投稿から引用します。
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http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/640.html
CIA、モサド、統一教会に狙われる南米:Fogata誌(アルゼンチン)より抄訳
【引用開始:アルゼンチンの情報誌La Fogata2003年3月記事の抄訳から】
「三つの国境線地域」は今日、イラク、イラン、北朝鮮にほとんど近づいている。信じられない、と言うかもしれないが、心理戦争はすでに始まっているのだ。
それは2年前に始まった。しかしこのごろ、クゥエート人カーリド・シェイクー・モハンメド(Khalid Sheikh Mohammed)というアル・カイダがいたことが分かった。もうすでにビン・ラディンがこの「三つの国境線地域」を入り込んでいたのだ。
1995年にビン・ラディンはここの草原にいたのである。その7年後に、CIAはブラジル諜報機関にアル・カイダ情報を提供したのだが、その目的はこの地域を軍靴で踏みつける口実を積み上げるためであった。
そしてその8年後の今日、モサドは、AMIAへの攻撃【1994年にブエノスアイレスのユダヤ人組織本部で爆破が起こり85名が死亡した事件:訳者】が、イラン政府が関与した証拠のビデオを持っている、と言う。米国が「悪の頭目」との戦いを始めた今になってそれを見つけた、と言うのか?
あきれ果てたのは米軍南部部隊の責任者ジェイムズ・T.ヒルの言ったことだ。南米の麻薬密輸はイスラム過激派によって行われており、ラテンアメリカには300万から600万の中東からの移民がいる、と。よくもこんなデタラメが言えたものだ。CIAが何の仕事もしていないことは請合える。
このような精神錯乱的妄想は何年も前からのことだ。イスラエルの大使館が襲撃され【1992年3月、22名が死亡:訳者】ブエノスアイレスにあるユダヤ人団体の本部が爆破され、そして特に2001年9月11日の後に、米国は、1万人以上のアラブ系住民が住んでいるアルゼンチン、ブラジルとパラグアイ国境地域がテロリストのかたまり、と決め付けた。
「三つの国境線地域」は、2001年11月にアフガニスタンのカブールにあるアル・カイダの拠点でこの地域の地図が発見されてから、「ステイタス」に変わった。ここは反テロ戦争の目標として目を付けられたのだ。
【引用終り】
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http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/641.html
どうりで南米の左翼が「ユダヤ」に弱いはずだ
【引用開始】
以前に米国のリンドン・ラルーシュについて調べていたら、南米の左翼系統のサイトで、盛んにラルーシュが叩かれており、それも必ずといっていいほど「ファシスト、反ユダヤ主義者」という表現が使われています。
はて、奇妙な?と思っていましたが、1992年と1994年にユダヤ人を狙った爆破事件が続いて犯人は見つからず、85名の死者と250名の負傷者を出したAMIA(アルゼンチンのイスラエル人相互協会)本部爆破事件の後、ADLなどの米国ユダヤ人団体が「ホロコースト以来最悪のユダヤ人迫害だ」と叫んでいました。イスラエル(モサド)の発表によりますと、どうやらイランの謀略ということになり、イランは当然それを否定しています。(これって典型的にモの字の手口だね。)
【参照】
http://www.ujc.org/content_display.html?ArticleID=45200
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/2832169.stm
どうやらそれ以来、南米の左翼系統の人たちはユダヤには頭が上がらない様子で、米国内で徹底的にADLなどのユダヤ(シオニスト)団体から忌み嫌われているラルーシュを「統一教会と手を結ぶ反ユダヤ主義者のファシスト」という訳の分からない非難を繰り返しています。当のラルーシュは米国では、「統一教会が麻薬のアガリを使ってキリスト教シオニストをまとめあげブッシュの支持勢力にしている」と暴露して、またしてもユダヤ(シオニスト)団体から嫌われているのですが。
その統一教会がブエノスアイレスで世界日報の南米版を発行し本格的に南米での活動を開始したのがAMIA爆破事件の翌年の1995年です。その記念式にブッシュ父(元CIA長官、レーガンの副大統領で中米を食い荒らしつくした、そして大統領)がかけつけています。そして同じ年にビン・ラディンが「3つの国境線地域」にいたらしい、・・・イヤー、なかなか面白い!
【引用終り】
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1992年3月に起きたイスラエル大使館爆破事件の時は元イルグンの凶悪テロリストでリクード党(ユダヤ・ファシスト党!)のイツァーク・シャミルが首相、1994年7月AMIA(アルゼンチンのイスラエル人相互協会)本部爆破事件の時はその1ヶ月前にやはりリクード党のベンジャミン・ネタニヤフが首相に就任しています。(その前はシモン・ペレス。)もう何も言う必要は無いでしょう。
しかしたぶんこの事件でユダヤ人が多数死んだことについて、政権内でモサドが相当に非難されたんじゃないのかな? バカなやつらだ。9・11でも今度のアンマンでも、少しは「犠牲者」を出しておればほぼ完全犯罪だったのに!(アッ、こんなこと言ったら次はやるかな?)
ところで、これは9月16日と日付は少し前なのですが、アルゼンチンのIAR-Noticiasが『三つの国境地帯で「イスラムテロリスト」狩りの計画』と題される記事を掲載しています。さすがにIAR-Noticiasは、これをアンマン爆破インチキ・テロの直後に再びトップで掲載しています。
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http://iarnoticias.com/secciones_2005/latinoamerica/0076_plan_contraterrorista_paraguay_14nov05.html
El plan de cacería de "terroristas islámicos" en la Triple Frontera
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またスペインのRebelión誌も『三つの国境地帯に「ヒズボラ」が』という記事を11月13日付で掲載しました。
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http://www.rebelion.org/noticia.php?id=22642
El "Hezbollah" en la región de la Triple Frontera
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さすがに鋭い観察力と運動神経ですね。
ともに今は翻訳するだけの余裕が無いのですが、以前から中南米の反体制組織が厳重に警戒している、米国(CIA)とイスラエル(モサド)による、ラテンアメリカでの「対テロ戦争」の仕掛けに関して、もはやいつでもありうる、注意と監視を怠るな、という『対テロ警戒警報!』です。
ベネズエラで演出して失敗に終わった政権転覆劇ではなく、今回はどこかの大都市でのデッチ上げ「テロ」事件と例の『劇団‘与太’』(TV、新聞報道)による「反イスラム・テロ」キャンペーンとなる可能性が高いでしょう。そのときの中心となるのがおそらくこの「三つの国境地帯(la Triple Frontera)」です。そのすぐそばにあるのが、統一教会が違法に買い占めてペンタゴンが必死で守っている広大なパラグアイの土地です。
(参照)
http://www.asyura2.com/0505/cult2/msg/233.html
パラグアイの水資源と土地を買い占めた文鮮明を護衛する米軍派遣、勿論麻薬がらみ
http://www.asyura2.com/0505/cult2/msg/354.html
パラグアイ議会、統一教会所有の土地の接収を決議
このような卑劣な攻撃を阻止するのは、意識を研ぎ澄ませた世界中の人間による監視と警告しか、今のところ無いのです。