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(回答先: アメリカにつぶされるイスラエル [田中宇の国際ニュース解説] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 08 日 20:50:16)
田中さんの論文を読んで、はからずも、自分の書いた投稿を思い出した。
ならば悪いのはシオニスト どん兵衛
2006/07/26 00:14
http://asyura2.com/0601/war82/msg/932.html
「フォッグ・オブ・ウォー」と言う映画がありますが、副題が、「(ベトナム戦争当時の)マクナマラ元米国防長官の告白 』 11 の教訓」。
その教訓を、今日のイスラエル・ヒズボラ戦争に当てはめてみようと思いました。
(各表題となる教訓の言葉の日本語訳は、日本語オフィシャルサイトよりの引用です。)
@敵の身になって考えよ Empathize with your enemy
先の駐モスクワ大使レウェリン・トンプソン Llewellyn Thompson は、フルシチョフ Khrushchev がアメリカの攻撃からキューバを救うと言うことで体面を保つことができると知っていた。映画の後半で、マクナマラはベトナム戦争においてこの教訓がどのように無視されたかを説明する。ベトナム戦争を冷戦としか見なさず、支配しようとする植民主義者の中国やアメリカのような敵から独立を勝ち取るために、北ベトナムは戦っていた。北ベトナムにとっては、まるで南北戦争 Civil War のようなものだったのだ。
(イスラエルの一般市民は何より安全保障を欲している。ユダヤ人迫害の歴史があり、聖典に有った約束の地という訳で、地理的に周囲は異民族で宗教も違い、軍事的には陸海空からも容易に攻撃可能な守るに難い国境。そこに後から無理やり引っ越してきた。周辺国からの攻撃に神経質になるのは当たり前。
ヒズボラ側は、イスラムの同胞が無理やり立ち退かされ、難民化され、事ある毎に大規模な攻撃を受け、謝罪と生活保障と損害賠償と代わりの居住地域を求めていると思う。
双方の要求を満たすものは戦争だろうか?
イスラエルに経済大国が着いているなら、すべき事は武器を売ることではなく、パレスチナへの人道経済援助と、それによって癒されたイスラムの民のイスラエルへの安全保障だったはずだ。)
A理性は助けにならない Rationality will not save us
B自己を越えた何かのために There's something beyond oneself
C効率を最大限に高めよ Maximize efficiency
マクナマラは一晩で10万人の民間人の命を奪った東京大空襲について詳しく話す。
(ヒズボラ掃討作戦をせなばならないなら、戦車や戦闘機を動員するのじゃなく、「ミュンヘン」のテロリスト掃討作戦のように、得意のモサドでも使えばよかったのじゃないだろうか?)
D戦争にも釣り合いが必要だ Proportion should be a guideline in war
マクナマラは、もし第二次世界大戦でアメリカが勝利していなかったら、日本にしたことで自分とルメイが戦犯になっただろうと認めた。ルメイの指揮によるアメリカ軍の攻撃の行き過ぎを責め、原爆を使用する以前に日本の 68 都市の 50〜90 %を破壊したことに嫌悪感を示した。
(明らかにイスラエルの攻撃は多くのレバノン一般市民や社会インフラに及び、行き過ぎだ!ハマス掃討のパレスチナへの攻撃は言語道断のレベルだ!かえって不必要な憎しみを買うことによって、イスラムの反イスラエル世論を劇高させ、次から次へとヒズボラやハマスなどに志願する者が後を絶たなくなるのじゃないか?ならば戦争の目的に関しては明らかに逆効果だ!)
Eデータを集めろ Get the data
F目に見えた事実が正しいとは限らない Belief and seeing are both often wrong
高まる不安の中、水中音波探知装置によって存在しない水雷攻撃が報告され、キューバ危機のさなかに緊張が段階的に拡大していったことをマクナマラは話す。
G理由付けを再検証せよ Be prepared to reexamine your reasoning
もし同盟国を説得することができなければ、自分達の理論には欠陥があるかもしれない。マクナマラは国家は決して一方的に兵力を用いるべきではないと断言する。イラクの現状があまりにも不可解すぎるのは明らかだ。
(昨今のイスラエルにそのまま当てはまる)
H人は善をなさんとして悪をなす In order to do good, you may have to engage in evil
目的は手段を正当化する。
(目的はイスラエル市民の防衛かも知れないが、手段は明らかに悪だ)
I“決して”とは決して言うな Never say never
J人間の本質は変えられない You can't change human nature
こう、考えてみると、イスラエルやアメリカの一部のリーダーは、わざわざ藪をつついて蛇を出そうとしているんじゃないかと考えたくなる。
イスラエルとロスチャイルドの百年戦争
2005年6月22日 田中 宇
http://tanakanews.com/f0622israel.htm
にあるように、ロスチャは「小イスラエル主義」の様で、国際強調派とある。
イスラエルが周辺国と協調しておとなしくしてれば援助もするが、昨今のイスラエルの動向に見かねて、イスラエル援助から手を引き出した?!
今までなんとかイスラエルが袋叩きにされなかったのは、アメリカが背後についている抑止力だった。
「つまり、中東発世界大戦のキャスティング・ボードはアメリカが握っており、いつ導火線に火を着けるかはアメリカの胸下三寸。それこそ、お好みなら、カバラ数秘術どおりの年に世界大戦を起こす事が可能。」
と、書いたが、ひょっとしたらまたしても意識してかしないでか、ロスチャが世界大戦の導火線に火をつけてしまう?