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(回答先: イスラエルとヒズブッラーおよびパレスチナとの捕虜交換、2~3週間内に実現か（アル・アハラーム紙 翻訳：山本薫） 投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 28 日 17:17:10)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200608280012.html から転載。
2006.08.28
Web posted at: 15:27 JST
- CNN
ベイルート──レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は２７日、同国のテレビインタビューで、同組織がイスラエルの反応を事前に知っていた場合、イスラエル兵２人を先月イスラエル北部で拉致しなかったと述べた。ただ、同師はそのうえで、イスラエル軍との戦闘はいずれにせよ数カ月後に起きていたとの認識を表明した。
ナスララ師は、ヒズボラがイスラエルに侵攻した７月１２日の前日、イスラエルの報復攻撃が大規模になる可能性が１％でもあった場合、軍事および社会、政治、経済といった様々な理由を踏まえ、侵攻を実施していなかっただろうと述べた。同師はまた、イスラエルの刑務所に収容されているレバノン人の家族も、ヒズボラのこうした行動を望んでいなかっただろうとの見方を明らかにした。
ただ、ナスララ師は「われわれがイスラエル兵を拘束しなかった場合、戦闘は１０月に起きていた」と、イスラエルが１０月に軍事行動を起こす計画だったことを具体的根拠を示さずに指摘。ヒズボラによるイスラエル侵攻が、イスラエルの計画実行を早めたに過ぎないと明言するとともに、イスラエルが米国や欧州各国の意向を受けて戦闘を開始したと主張した。
イスラエル軍とヒズボラの戦闘では、レバノン側で民間人を中心に１０００人以上が死亡し、広い範囲でインフラが破壊された。イスラエル側でも民間人４１人を含む１５９人の死者が出た。
ナスララ師はインタビューで、約１カ月の戦闘でヒズボラが「勝利」したとあらためて強調。同師はまた、ヒズボラとのつながりを持つベリ国民議会議長が、拉致されたイスラエル兵と、イスラエル側に拘束されているレバノン人囚人の交換交渉を開始したことを明らかにした。
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