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(回答先: 「ハイファ以南にもロケット弾の雨を」 ヒズボラ指導者が言明 [アルジャジーラ] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 30 日 09:45:26)
□[ライス国務長官]中東再訪問へ レバノン情勢の打開に向け|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2257513/detail?rd
[ライス国務長官]中東再訪問へ レバノン情勢の打開に向け
【エルサレム樋口直樹】深刻さを増すレバノン情勢の打開に向けライス米国務長官は29日、再び中東入りする。米英首脳が28日、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの排除や国際部隊の早期派遣で合意したことを受け、イスラエル、レバノン両国首脳と国際部隊の受け入れ条件などについて協議する。米英が紛争解決の枠組みを示す国連安保理決議案の採択を目指して動き出す中、ライス長官の仲裁外交は正念場を迎えた。
イスラエル、レバノンともにヒズボラが支配するレバノン南部への国際部隊の派遣自体は拒否していない。レバノン南部からのロケット攻撃にさらされているイスラエルはもちろん、シリアなどの援助でレバノンの「国家内国家」のごとく振る舞うヒズボラを前に、反シリア派のシニオラ首相率いるレバノン政府も対応に苦慮しているのが実情だからだ。
問題は国際部隊の編成や権限、展開時期だ。イスラエル政府はレバノン南部に駐留している国連レバノン暫定軍(UNIFIL)について「イスラエルへの砲撃やテロ攻撃、誘拐を何一つ防げなかった」(国連大使)と非難している。新たな国際部隊は北大西洋条約機構(NATO)を主力とする強力な部隊が望ましいとの立場で、イスラエル軍によるヒズボラ掃討後、同軍に代わって治安維持にあたるよう求めている。
レバノン政府もヒズボラに対抗できるだけの実力を備えた国際部隊の派遣に前向きとされる。だが、レバノン南部撤退などを停戦条件とする米国に対し、武力でレバノン政府を上回るとされるヒズボラは無条件即時停戦を要求している。レバノン政府も国内の対イスラエル世論の悪化に配慮せざるを得ない状況に追い込まれている。
イスラエルはヒズボラをレバノン南部から駆逐することなしに停戦に応じた場合、ヒズボラと背後に控えるシリア、イラン両国が影響力を増し、自国の安全保障を保てなくなると主張している。米英首脳がイスラエルの立場を支持、国連や欧州・アラブ諸国の即時停戦要求には応じないままで国際部隊の早期派遣を求めたことから、イスラエルは国際部隊派遣には合意しながらもヒズボラへの攻撃を継続するとみられる。
2006年07月29日20時33分