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(回答先: 自衛隊員に広がる困惑 「安全守り活動伝えたい」―「西日本新聞」 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 7 月 08 日 20:07:24)
取材拒否『長官が指示』
官邸主導か バスに報道陣隔離
「防衛庁長官の指示があった」−。イラク南部サマワからの陸上自衛隊撤収部隊第一陣を七日、隣国クウェートで待ち受けた報道陣に対する土壇場での取材拒否。「隊員の安全」を前面に押し立てる防衛庁に対し、新聞テレビ各社は「安全」に配慮しながら報道の責任を果たすため、事前の話し合いで取材手法の一致点を見いだしてきた。しかし、防衛庁は「取り決めの破棄」を一方的に通告。国民注視の陸自派遣にもかかわらず広報姿勢に大きな問題を残した。
【クウェート市=浜口武司】「ここでの撮影はできなくなりました」。砂嵐に伴う強風が吹くクウェート・ムバラク空軍基地。撤収第一陣の陸自隊員約三十人を乗せた航空自衛隊のC130輸送機がまさに到着しようとしていた七日午後二時半(日本時間同八時半)すぎ、大型バスの中で待機する報道陣に突然の取材中止が伝えられた。
「なぜ?」「どういうこと?」。詰め寄る報道陣に対し、同乗していた防衛庁広報課員も「分かりません。東京からの指示です」と答えるだけ。車外で、自衛隊側とカメラの位置を打ち合わせていたNHK記者もバスに戻された。十分な説明がないままバスが降機場から動きだすと、「バスを止めろ」「約束と違う」などと大声が飛んだ。十数分後には砂嵐の中をC130輸送機が遠方の滑走路に着陸。先ほどまで報道陣が待機していた降機場に水色の機体が現れ、報道陣は五百メートルほど離れたバスの中から望遠レンズで写真を撮るだけだった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060708/mng_____sya_____010.shtml