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(回答先: サダムの弁護士殺害、裁判中に3人目 [イラク情勢ニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 22 日 17:06:23)
□フセイン大統領の弁護人が拉致、殺害される 弁護団は内務省を非難 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2115136/detail
フセイン大統領の弁護人が拉致、殺害される 弁護団は内務省を非難
【アルジャジーラ特約21日】サダム・フセイン前イラク大統領の弁護人が21日、自宅から誘拐され、間もなく遺体で発見された。
同前大統領はバグダッドで人道違反に問われる裁判中だが、弁護人の殺害はこれで3人目。
21日午前7時ごろ、フセイン前大統領とその異母兄弟、バルザン・イブラヒム被告の弁護人を務めるハミス・アル=オベイシ弁護士が自宅から拉致された。ハリル・アル=ドゥライミ主任弁護人が同日、語った。
ジャファル・アル=ムサウィ主任検察官は、オベイシ氏は殺害されたと述べた。
一方、カタール出身のモクタダ・アル=サドル弁護人はアルジャジーラに対し、「犯人は内務省から来たが、尋問することがあると言ったのだ」と述べた。
2時間後、オベイシ氏の遺体が道ばたに遺棄されていた。そばには、1999年にサダム政権下で殺害された反米の父と呼ばれるシーア派指導者、故モクタダ・アル=サドル師を称えるポスターがあった。
現場近くの青果店主は「彼ら(武装した3人の男)は空中に発砲して、『これがバース党員の末路だ』と言っていた」と話した。
アル=ドゥライミ主任弁護人は、自分の同僚を殺害したのは政府系民兵だと非難し、祭壇の中断を求めると共に、フセイン前大統領らがハンストに入ったと述べた。しかし、米軍当局者の一人は、前大統領は夕食をとったが、他の被告の一部はとらなかったと語った。
同主任弁護人はロイター通信に対して、ハンストは最初のことではなく、米国政府が弁護団に対する保安措置を改善するまで続くだろうと述べた。
ブシュラ・アル=ハリル弁護人はアルジャジーラに対し、この殺害事件で米国を非難し、安全措置が緩められているとして、「私は(保安の)やり方が変わっていたと感じていた」と語った。
同弁護人は「(以前は)バグダッド空港からヘリコプターでグリーンゾーン(の法廷)に運ばれ、(空港では)米軍施設の中にいたが、前回は私たちを陸送で運び、空港では一般人とまぜこぜにされた」と話した。「こんことは以前にはなかった。アメリカ人たちは安全確保に責任がある。連中は私たちの弁護を妨害したがったいるので、暗殺があると思っていた」とも。
今回の事件は、主任検察官が、1982年に起きたフセイン暗殺未遂事件の後、シーア派の農民を弾圧した容疑で、フセイン被告とその元側近の3被告に死刑を求刑した2日後に起きた。
ドゥライミ主任弁護人はヨルダンのアンマンとバグダッドを往復して弁護に当たっていたが、アル=オベイシ弁護人は安全措置が手薄な状況にもかかわらず、バグダッドに居住を続けていた。
ドゥライミ主任弁護人は、スンニ派がシーア派の私刑部隊が入り込んでいると推測してきた内務省を非難して、「私はこの行為を強く非難するばかりではなく、この殺害がイラク人に対して内務省が行ったものであると非難する」と語り、さらに、今回の戦争がシーア派民兵が影響力を持つのを許したという理由で、米国にも責任があると付け加えた。
一方、21日には、バグダッドの北部タジで武装集団がバスに乗って帰宅途中の工場労働者80人以上を拉致した。警察筋と内務省筋が明らかにした。5台のバスに分乗した工場労働者は、10人以上の武装した男たちに屈従を強いられたという。誘拐されたのは100人以上という説もある。
同地域は、スンニ派の反政府活動が活発である。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年06月22日19時43分