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(回答先: イラク避難民10万人 身元不明遺体、首都で毎日50体(朝日新聞) 投稿者 gataro 日時 2006 年 5 月 13 日 17:53:24)
□襲撃を警戒し、住民同士が自衛の動き [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060513/1147486861
2006年5月13日(土)
襲撃を警戒し、住民同士が自衛の動き 2006/05/13
ニューヨーク・タイムズは5月10日付の記事で、シーア派武装集団の襲撃を警戒して住民自身がみずから警護にあたる動きがバグダッド市内外に広がっていると報じた。バリケードや夜間の立哨の模様を写した映像も紹介されている。
タイトル: Alarmed by Raids, Neighbors Stand Guard in Iraq
このレポートでは、「襲撃者」の正体をはっきりとシーア派の警察特殊部隊と断定し、このことについて次のように描いている。
「アメリカのイラク侵攻から3年がたって、戦争は穏やかな住宅地、大通り、そしてイラク人家庭の裏庭にこのように埋めこまれた。毎日何十もの遺体が発見される。人々は自宅から連行されて処刑された。暗殺も日常茶飯事である。しかし政府に保護を頼むかわりに、普通のスンニ派アラブ人は武器をとる。それはアメリカが後押ししシーア派が指揮する治安部隊へのスンニ派住民の不信感の深さを如実に物語るものだ。」
現場で実地に取材し写真も添えてレポートしているので、全文を紹介しようかとも思ったのだが、残念なことに、このレポートの後半には、現地住民の発言として、「米軍はイラク軍がわれわれを攻撃しないようにしてくれている」という言葉も何の疑問もなく紹介されている。
それだけならまだしも、アザミヤ(=アダミヤ)地区の状況にも触れているのに、米軍が容認し、あるいは加担したもとで地域住民への攻撃がおこなわれている事実は完全に無視されている。これでは米軍による占領下の実態について読む者に誤解を与え、「宗派対立」と言われるものが実は米国の画策によってあおられている事実を歪めることになる。
このような注釈付きでしか紹介できない理由がここにある。
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レポートのURLは下記。ニューヨーク・タイムズへのメンバー登録をしてない方は、ID=uruknews、パスワード=memberを使用できます。写真の下にある青色文字<More Photos>をクリックすると他の写真も閲覧できる。
URL: http://www.nytimes.com/2006/05/10/world/middleeast/10patrols.html?pagewanted=1&_r=1
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作成者 山本史郎 :2006年5月13日(土) 11:21 [ コメント : 0]