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(回答先: 訓練を終えたイラク軍新兵が任務を拒否 [イラク情勢ニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 5 月 02 日 20:48:09)
□イラク人の街では訓練兵も疑わしい/ワシントン・ポスト [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001216;jsessionid=b8w4acokk2
2006/04/30(日)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆イラク米軍の死者数、4月が今年最高に
☆裏切りの徴候を見て気をもむ米軍
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☆★イラク米軍の死者数、4月が今年最高に
イラク情勢ニュース 速報＆コメント ４月２９日
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http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060429/1146289206
イラク駐留米軍は２７日、バグダッドで道路脇爆弾が破裂しアメリカ兵が殺
されたと発表した。これで今月に入っての米兵死者数は６７人となった。も
ちろん米軍が認めた数字であり、実際はこれ以上と思われる。
これは２00３年に米軍がイラクに進攻して以来の月別統計においては多いと
いうほどではないが、最近の傾向との比較では、急激に増加したことを示し
ている。つまり、今年に入ってからは、これまで１月の６２人が最高で、２
月は５５人、３月は３１人だった。ちなみに昨年１２月は６８人だった。
参照： ニューヨーク・タイムズ ４月２８日
AprilDeadliestThisYearforGIsinIraq
写真は、ファルージャの米軍基地キャンプ・ファルージャで、４月１３日に
迫撃砲の攻撃を受けて死亡した海兵隊員を追悼する米兵。（AP）
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☆★イラク人の街では訓練兵も疑わしい
InIraqiTown,TraineesAreAlsoSuspects
ワシントン・ポスト ２００６年４月２９日
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http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/04/28/AR2006042802244.html?referrer=emailarticlepg
裏切りの徴候を見て気をもむ米軍
ハウィジャ（イラク）発：
先週、くずれかけた街の近くに人気なく伸びる真夜中のハイウェイで、ジ
ェイソン・フーバー２等軍曹は釣り糸のようなものが道路を横切っているの
を見つけ、乗っていたハンビーに緊急停車を命じた。
そのコードは路肩に半分埋もれていたロシア製の旧式砲弾につながってい
て、安全装置を作動させる仕掛けだった。フーバーがその道路をたどると、
耕された農地を通って別のハイウェイにつながっていて、さらに運河を渡る
と石油パイプラインを警備していると思われる４人のイラク人警察を発見し
た。彼らはコードがそんなことになってるなんて知らないと言った。
オハイオ州ニューアーク出身で２６歳になるフーバーは、「ここには２種
類のイラク人がいて、片方は俺たちに協力し、他方は俺たちを攻撃する。そ
してその両方である連中が恐ろしい大勢いるんだ」と話した。「フラストレ
ーションがたまらないかって？ そうさ、たまるぜ。しかし俺たちは彼らと
一緒に仕事するのを止めるわけにいかにないのさ」。
この事件は米軍がイラク軍を訓練しようとしてきた結果の１コマにすぎな
い。反抗的な雰囲気の北部の街ハウィジャを飼いならそうとした米軍の試み
は、多くのスンニ派アラブの土地で不可能だと証明されてきたことである。
つまり、地元出身の志願者で治安部隊をつくるというものだ。１５００人以
上のイラク兵と２０００人の警察が地域を巡回しており、その全員が実質的
にこの都市と周辺の牧歌的な村落の出身者である。
しかし、米軍のイラク駐留に地元民が敵意をもっている街では、彼らが訓
練している部隊が敵側に協力していることを示す多くのできごとがあったの
で、米軍兵士はパートナーであるイラク人に深い不信感を募らせている。
第１０１空挺師団第１戦闘旅団に属するハウィジャ駐屯大隊長マーク・ハ
トソン中佐によると、地元出身のイラク軍指揮官は、米軍車両部隊の通過ル
ートについてゲリラに情報を渡したと非難され、昨年１１月にアブグレイブ
収容所に送られた。
今月初め、米軍の狙撃班がリヤザの街近くで道路脇爆弾を埋設している警
官１４人を捕らえた。訓練を担当する米軍憲兵（複数）によると、６０人以
上の警察幹部がゲリラに協力した容疑で要監視リストに名前をあげられてい
る。そして先週、警察の検問所から５０フィートの位置にある石油パイプラ
インが破壊されて火災が発生し、濃い黒煙が空をおおった。
人口約４万人のハウィジャの街は、バグダッドの北方１７５マイルのザブ
川の両岸にまたがり青々と緑におおわれた牧草地のなかにある。この街のと
おりは道路脇爆弾であいた穴であばたのようになり、刺激的な緑色の下水が
流れる運河の列がある。壁や歩道の落書きは＜ハウィジャの英雄＞として知
られる地元ゲリラの偉業を歓迎している。米軍攻撃を撮影した彼らのビデオ
はこの都市ではベストセラーとなっている。
ほとんど全員がスンニ派である住民は、かつてはサダム・フセインの軍隊
とバース党の幹部に多く登用された。しかしフセインを権力の座から追放し
た米軍進攻後は、特に州都キルクークの政治を支配するクルド人の権力から
地位を奪われたことへの不満を大きくしている。米軍指揮官はこのあたりの
失業率を９０％近いと推計する。
怒りと不快感が絶え間ないゲリラ活動を突き動かしており、それはほとん
ど地元で形成されたもので、アメリカ軍への攻撃が抜きん出ている。
第１戦闘旅団が６ヶ月前にキルクーク一帯の警察活動に派遣されて以降、
既に１１人の兵士が戦死した。そのうち１０人はハウィジャに本部を置く大
隊の兵士である。この大隊の兵士は少なくとも６４人が負傷し、その１割近
くがここに駐屯している。大隊長であるハトソンは車列で移動中に道路脇爆
弾に見舞われたことが１０回もあり、そのうちの６回は彼自身が乗っている
ハンビーがやられたものだった。高級将校としては記録的な数字である。
・・・
イラク人部隊に責任をもたせるという米軍の試みは、彼らの忠誠心をめぐ
って不信だらけである。
イラク人警察と連携して動いているダラス出身の憲兵であるホートン二等
軍曹は、「まるで１９２０年代のシカゴ警察みたいだ。そこでは暴力団がは
びこってたから、良心的な者でさえ人殺しを望まないがゆえにダメになる」
と言った。「イラク人警察は皆、テロリストと同じ共同体せ生活しており、
家族もそうだ。彼らは脅迫されている」。
彼はイラク人警察を任務に就かせるとき、ゲリラに情報がもれるのを避け
るために、わずかな注意事項を伝えるだけで、決して行き先を正確に告げる
ことはないという。「爆弾で潰された車両を俺たちが回収してきたとき、彼
らが笑っているのを俺は見た」と彼は説明した。銃撃戦の真っ最中に、彼ら
が１０フィート離れて突っ立って、何もせずに眺めていたこともあった」。
先週、ハウィジャ中心の汚い警察署で甘い紅茶を呑みながら、指揮官でも
あるガゼイ・アハメド・ハリフ警視はホートンの一行にその日は街は穏やか
だと確認した。ところが、ホートンが車での巡回にイラク人警察数人の同行
を求めると、ハリフは通訳の耳もとでソッとささやいた。
「彼は突然、ＩＥＤの情報を思い出したとさ」とホートンが説明した。米
軍用語でＩＥＤというのは自家製爆発装置とか道路脇爆弾をさす。「もし彼
の部下を誘って危険にさらすことがなかったら、彼はそのことを絶対に教え
なかっただろうよ」。
イラク軍とともに動いている米軍兵士はよく似た問題を報告する。政府か
ら支給された弾薬を地元の銃販売業者に売り飛ばし、軍靴も質に入れ、平底
の革靴をはいて現れたイラク人兵士（複数）が叱責されたことがある。
先週は、道路脇爆弾を捜索するためのハイウェイ巡回前に、イラク人部隊
が米兵と一緒にハンビー（米軍用車両）に乗るのを拒否した。イラク軍が日
ごろ使っている装甲板のない小型トラックより、ハンビーの方が爆弾からの
防御策がすぐれているのにである。
ガジ・イーサ・ムハンマド軍曹（２５歳）は地面を見つめて頭を左右に振
りながら、地元の聖職者が占領軍の車両に乗って死んだイラク人は天国にい
けないと布告したのだと説明した。
パトロール隊長であるアーロン・タパルマン中尉（２３歳）は、「ハンビ
ーに乗るのを拒否するなら、１０日間の刑務所送りだと仲間の伝えろ。選択
の余地はない」と告げた。
その１時間後、パトロール隊が道路脇に白いバッグの置かれているのに出
くわし、タパルマンは爆弾が入っているかもしれないと疑った。彼がイラク
兵にその荷物を道路から取り除けと促すと、イラク人指揮官はそれは自分の
仕事じゃないと反論した。
タパルマンは怒って、「住民を守るのはお前の仕事だろう」と言った。
イラク兵はもう一度断って、申し訳なさそうに去っていった。
イラク軍第４師団第１大隊の先任将校であるアブドル・ラハマン・シクラ
ン中佐（４２歳）は、「占領（軍）をめぐっては兵士のあいだに神経質な感
情が動いている」と説明した。
数週間前には、米軍が警官数人を拘束すると、他の警官が人通りの多い繁
華街の橋げたに大きな白い横断幕を掲げた。アラビア語と英語の両方で、こ
う書かれていた－－「ハウィジャ警察は市内のパトロールで有志連合軍に同
行することを拒否する。なぜなら、警察は住民を守るために存在するのであ
って、有志連合軍を守るためではない」。
・・・ （略）
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