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□訓練を終えたイラク軍新兵が任務を拒否 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060502/1146552214
2006年5月2日(火)
訓練を終えたイラク軍新兵が任務を拒否 2006.5.2
978人の新兵が5週間の訓練を終了し、4月30日にアンバル州のハバニヤ基地で訓練終了の式典が開かれた。米軍とイラク軍の当局者が国民軍の編成にむけて重要な一歩だと祝辞を述べ、兵士たちが任務への宣誓をおこなうところまでは式はとどこおりなく進んだ。
だが、彼らが故郷やアンバル州の外でも任務にあたることになると発表されるや、新兵たちの抗議が広がり、怒りを表すために軍服を脱いだり引き裂く者が出始めた。彼らのほとんどがアンバル州の出身だった。
暴動に近いこの終了式典の騒ぎは、翌5月1日に、アルジャジーラTVやアルアラビーヤTVでも放映された。
イラク軍を再建するという米軍の最終目標を達成するにあたって、スンニ派アラブ人(イラク人)を新兵に採用することが重要なステップになっているという。しかし米軍側からすると、故郷の街や州内で任務に就かせると、彼らがレジスタンス勢力に協力するのではないかという懸念がぬぐえないようだ。
兵士の側には、「故郷の街やコミュニティーを守るために軍に志願した」、「特にラマディやファルージャでは、シーア派のイラク軍兵士から家族が乱暴な扱いを受けたから」といった意識が強い。はっきりと、「シーア派またはクルド人の地域に派遣されるなら、家に帰って作物を植えたり収穫する方がよい」と宣言する兵士もいる。
また、現在のイラク軍にはシーア派至上主義者によって編成された暗殺チームがあることを知っていて、その餌食にされることを警戒する者も少なくない。
参照: ワシントン・ポスト 2006年5月1日
Iraqis Begin Duty With Refusal
Some Sunni Soldiers Say They Won't Serve Outside Home Areas
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/05/01/AR2006050100854_pf.html
作成者 tomesan :2006年5月2日(火) 17:06 [ コメント : 0]